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身近なあのコンビニがこんなことも!エコな取り組み3選


最近、学生や20代の間では、SNSなどでエコグッズを披露することで「エコ意識」を持っていることをアピールする人も出てきています。これからは、地球環境のことを考えて行動できる、社会貢献する人が「カッコいい」という時代が来るのかもしれません。

時代に乗り遅れたくない!という人は、まずは身近なところに関心を持ってみるのもいいかもしれません。今回は、私たち生活者にとって身近なコンビニエンスストアが実施しているエコな取り組みをご紹介します。

■コンビニ大手3社が実践しているエコな取り組み

セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ各社は、それぞれ独自にエコに関する取り組みを実施しています。その各社の取り組みの中から、一つずつピックアップしてご紹介します。

1.セブン‐イレブン ペットボトル回収車に「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用!

セブン‐イレブン

セブン-イレブンは、横浜市内の店舗で使用済みのペットボトルを回収し、その回収車に「ユーグレナバイオディーゼル燃料」という地球環境に優しい燃料を使用する取り組みを、武松商事とユーグレナ社と共に2020年11月24日(火)からスタートしました。

これは「サプライチェーン全体でのCO2排出量削減」の取り組みの一環です。サプライチェーン全体でのCO2排出量とは、自社が排出するCO2だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量のこと。その排出量を減らす取り組みにより、SDGs達成に向けた、エシカルな社会づくりと資源の持続可能性向上を目指しています。

セブン‐イレブン

ところで、この取り組みを聞いて真っ先に疑問に思うのは「ユーグレナバイオディーゼル燃料って何なの?」ということではないでしょうか。

そもそも「バイオディーゼル燃料」とは、植物油を原料としたディーゼルエンジン用のエコ燃料のこと。燃焼時にCO2を多く排出する石油などの化石燃料と比べて、「カーボンニュートラル」といわれているのです。カーボンニュートラルとは、CO2の排出量と吸収量とがプラスマイナスゼロの状態になるということ。バイオディーゼル燃料も燃焼時にはCO2を排出しますが、原料となる植物は光合成でCO2を吸収するので、実質CO2を排出していないとみなす、という考え方です。

バイオディーゼル燃料には、一般的に菜種油やひまわり油などの家庭用の使用済み油が利用されることも多いのですが、今回は、なんと和名がミドリムシで知られるユーグレナ等の微細藻類を含むバイオディーゼル燃料が使用されました。これはユーグレナ社が提供するものです。

ユーグレナ社は、2018年10月にバイオ燃料製造実証プラントを造っており、多くの企業サポーターを得て「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言しています。

そんな未来型の燃料で走る車が街に出現したということを知ると、我が国もエコ意識が高まっていることが実感できますね。

2.ファミリーマート レジ袋を辞退するとインセンティブ「ファミマエコスタンプ」を付与!

先日からレジ袋が有料化になりましたが、普段の買い物でレジ袋、どうしていますか?

ファミリーマートは、レジ袋使用量の削減を進めており、環境問題を始めとするSDGsの達成に貢献する取り組みを行っています。

そしてレジ袋使用量の削減を促進するべく実施しているのが、「ファミマエコスタンプ」という企画。ファミリーマートでファミペイを利用して税込合計200円以上(対象外商品を除く)買い物をしたお客さんが「レジ袋要りません」と辞退すると、ちょっとしたプレゼントをくれるのです。

ファミマエコスタンプ

出典:ファミリーマート「ファミマエコスタンプ」

そのプレゼントとは、「ファミマエコスタンプ」というスタンプ。1回の辞退ごとに1個ずつたまり、30個集めると、色々な商品に使える割引クーポンや無料クーポンなどの特典と交換できます。

伊藤園 お〜いお茶 ほうじ茶

例えば、2020年12月22日(火)~2021年1月25日(月)までは、「お~いお茶 ほうじ茶600ml」の無料クーポンを、スタンプ30個と交換できます(1月中旬まで)。

エコな活動をするとファミマエコスタンプが貯まり、それだけでなんだか誇らしい気持ちになれますが、さらにお得に商品が手に入るのは嬉しいですね。

3.ローソン 「ほっと やさしい プロジェクト」プラ容器を紙容器に変更など

最近、ローソンやナチュラルローソンで、「あっ、容器が変わった!」と気づいた経験はありませんか?

ローソンが行っているエコ活動の一つに、「ほっと やさしい プロジェクト」があります。これは、環境課題の解決を目指し、お客さんからのさまざまな要望に応えながら、「地球(マチ)にやさしい生活」を提案するもの。

具体的には、レジ袋や容器包装のプラスチック削減、食品ロスの削減、CO2排出量の削減などを実施しています。

例えば、今年2020年には、こんな取り組みを実施しています。

ローソン

2020年1月からは、ナチュラルローソンで紙製の包材を使用したハンバーガーを販売しました。これにより、プラスチック製の包材を使用した場合と比較して1個当たりのプラスチック使用量を約2g削減しています。

ローソン

2020年4月からは、ローソンのおにぎりの包材を変更。手巻おにぎり、直巻おにぎり、セットおにぎり(一部商品を除く)の包材について、植物由来の原料を使用することや、包材の厚みを薄くするなど仕様を変更しました。

ローソン

そして2020年5月からは、ローソンのオリジナルドリンクヨーグルト全品を、プラスチック製から紙カップに変更。これにより、1本当たりのプラスチック使用量を平均約15g削減したそうです。また、貼付ストローが一部に植物由来の素材を配合したストローに変更されました。

どんどん地球にやさしい仕様になっていくローソンの商品。これからも「あっ、変わった!」と新たな発見をしていきましょう。

*

身近なコンビニ各社のエコな取り組みの一部をピックアップしてご紹介してきました。今回ご紹介したものの他にも、各社はさまざまな取り組みを実施しています。「エコ意識を高めたい」と思っている人は、まずは身近な取り組みに興味関心を持つところからはじめてみるのもよいのではないでしょうか。

【参考】

「セブン‐イレブン店舗を巡回するペットボトル回収車両においてユーグレナバイオディーゼル燃料を使用」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000036462.html)

ファミリーマート「ファミマエコスタンプ」(https://www.family.co.jp/campaign/spot/2007_famima-ecostamp.html)

ローソン「ほっと やさしい プロジェクト」(https://www.lawson.co.jp/company/activity/whew_kindness/)

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