日本証券業協会、株式会社日本取引所グループ、一般社団法人投資信託協会は、10月4日の「証券投資の日」を記念して、前日の10月3日(木)に「証券投資の日」前夜祭トークイベントを開催。「証券投資の日」とは、日本証券業協会が、より多くの方々に証券投資に興味・関心を持っていただくため、1996年に「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせから10月4日を「証券投資の日」と定め 、記念日登録されている日のこと。
本年からより幅広い方にとって利便性が向上された新しいNISAが始まり、「証券投資」に関する機運が高まってきている。また、「金融経済教育推進機構(J-FLEC)」が設立されるなど、官民一体となった国民の金融リテラシー向上に向けた取組みにも注目が集まっている。
トークセッションには、パリオリンピック金メダリストの鏡優翔選手(レスリング女子フリースタイル 76kg級)と文田健一郎選手(レスリング 男子グレコローマン 60kg級)、パリパラリンピック銅メダリストの水田光夏選手(射撃 混合 10m エアライフル 伏斜 SH2)に加えて、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんが登壇。
大竹さんより、メダリストの3人に「資産形成&証券投資について考えたことはありますか?」や「NISAってご存じですか?」といった質問が投げかけられ、投資にまつわる解説が行われた。
大竹さんから将来の結婚などのイメージを聞かれた鏡選手は「結婚はすごくしたくて、理想は今すぐでもしたいくらい。やっぱりオリンピックの周期もあるので、25~27歳なのかなと思います。結婚式を大々的に挙げたいです」と展望を語った。
質疑応答にて、記者より投資にスポーツの経験が活かせる部分があるかどうかを質問された水田選手は「コツコツと練習することが今までやってきたことで、練習も日々の積み重ねが大事なので、そういう部分を活かしていけるのかな?」と返答。
トークセッションなどの後は、レスリング選手2人によるパフォーマンスの時間に。ステージには「証券知識普及プロジェクト」のマスコットキャラクターであるとうしくんも登壇。鏡選手による76kg級のタックルをとうしくんが受けたが、見た目と音の迫力で会場はどよめき、タックルをした鏡選手は「心なしかしぼみましたね」と、とうしくんの体型を気にしていた。
続いて、会場に観に来ていた男性が文田選手のグレコローマンスタイルの技を受けることに。男性の懐にしゃがみつつ入り込んだ文田選手は、男性を軽々と持ち上げてその場を回転して技を披露した。