![『ノスフェラトゥ』](https://image.kingsoft.jp/starthome/getnews/2025-02-13/7f1958680887770f39bf1e53445f2684_lg.jpg)
『ウィッチ』『ライトハウス』のロバート・エガース監督が手掛ける吸血鬼映画『ノスフェラトゥ』(原題:Nosferatu)が5月16日に日本公開されることが決定した。
本作は、F・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)にエガース監督独自の視点を入れて完成させたゴシック・ロマンスホラー。エガース監督は幼少期に『吸血鬼ノスフェラトゥ』に夢中になり、高校時代には友人と共同で舞台化脚本を執筆し、上演したことも。映画監督を志すようになったきっかけの作品でもあり、映画化は長年の悲願だった。
不動産業者のトーマス・ハッターは、自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵へ会いに行くことに。トーマスの不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夢の中に得体のしれない“彼”が現れるようになり、幻覚と恐怖に苛まれる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街にも様々な災いが起こり始めるのだった。
オルロック伯爵を演じるのは、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で一躍注目を集めたビル・スカルスガルド。夢に現れる“彼”に怯える主人公・エレンを、ケビン・スミス監督の『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』以来着々とキャリアを重ねているリリー=ローズ・デップが演じる。本作のオーディションではエガース監督が涙するほどの演技を見せ、役を掴み取ったという。このほか、トーマス・ハッター役をニコラス・ホルトが務め、ウィレム・デフォー、アーロン・テイラー=ジョンソンら豪華俳優陣が脇を固める。
『ノスフェラトゥ』
5月16日(金)TOHO シネマズ シャンテほかにて公開
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