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NHK土曜ドラマ『3000万』萩原護インタビュー「普通にそこにいるような人が闇バイトに染まっていく怖さ」安達祐実演じる主人公脅す大学生役


NHK土曜ドラマ『3000万』が、安達祐実主演でクライム・サスペンスとして視聴者の人気を集めている。作品は平凡な家庭が少しの幸せを求める中で、犯罪に巻き込まれていく様子を描く。萩原護が演じる大学生・長田は、闇バイトに関与し、安達の家族を脅す役割を果たす。長田役に関して萩原は「普通の大学生が金欲しさに犯罪の世界に足を踏み入れ、どんどん泥沼にはまる様子がリアルだ」と語る。本作はNHKのWDRプロジェクトから生まれ、脚本が特に評価されている。監督はワンカット撮影を多用し、観客に緊張感を与えている。全8回のシリーズは総合チャンネルで毎週土曜夜に放送され、再放送も行われる。

安達祐実主演のNHK土曜ドラマ『3000万』が現在放送中だ。ほんの少しだけ幸せな生活を求めただけなのに、気づけば泥沼にハマっていく一家の恐怖を描いたクライム・サスペンスとして怒涛の展開が話題となっている。

今回、犯罪組織で受け子のような役割を担ってしまう大学生・長田役の萩原護にインタビュー。まさに今の時代を映した物語の魅力を聞いた。

本作は、2022年、NHKで新たに立ち上げた“脚本開発チーム”WDRプロジェクトより生まれたドラマ。「脚本がとても面白いです」と萩原も感動したという。「シチュエーションが素晴らしくて、登場人物が巻き込まれていく展開が見どころなんです」。チーム制で開発した脚本が光る内容だ。

演じる長田は普通の大学生だが、安達祐実の家族を脅す役割を担い、犯罪の世界に染まっていく。いわゆる闇バイトの実行役だ。「長田には闇バイトの指示役がいて、その命令を実行する下っ端にいる人物です。金欲しさにバイトを初めましたが、どんどん悪に染まっていきます」と萩原。かなりタイムリーには本人も驚いていると言い、「本当にそうなんですよ。長田は一番そのへんにいそうな人物。お金がほしいというちょっとしたきっかけで、どんどん巻き込まれていってしまうんです」

撮影ではワンカットを多様。緊迫感ある筋運びを実現して観る者を夢中にさせている。萩原は「後半になるにつれて物語がどんどん展開していくので、楽しんでいただければ」とアピールする。総合2024年10月5日(土)よる10時~スタート<全8回> BSP4K 毎週土曜 午前9時25分~ [再放送] 総合 翌週水曜 午前0時35分~

(執筆者: ときたたかし)

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