全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。博多の大人気店“博多一双”が新横浜ラーメン博物館(通称「ラー博」)に6月24日オープン!
ラー博は30周年を迎え、次々と驚きの企画を繰り出しているが、ここに来て博多のトップランナーのひとつである“一双”の出店には驚いた。
筆者は博多駅で美味しい豚骨ラーメンを聞かれたらまず“一双”をオススメしている。バリバリの博多駅前でありながら超本格的な美味しい一杯が食べられるお店。正直“一双”が他エリアに来ることは想像すらしていなかった。さすがラー博である。
“博多一双”は2012年11月にオープン。兄・山田晶仁氏と弟・山田章仁氏の兄弟で開業された。常に豚骨を炊き続ける呼び戻しスープの旨さと、表面にできる泡が「豚骨カプチーノ」と話題になり、行列の絶えない人気店に。「食べログ」の博多のラーメン・つけ麺の人気ランキングでも第1位となっている(2024年6月現在)。
そんな“一双”がこのほどラー博に出店した。寸胴を6本使い、本スープ3本、予備スープ3本をガチ炊きして作る呼び戻しスープ。厨房の勢いにとにかく驚く。オープン2週間前から入ってスープを炊き続けているという気合いの入りぶりだ。
「ワンタンメン」をいただく。具はチャーシュー、ワンタン、キクラゲ、青ネギ、ノリ。麺は極細ストレート。
表面の泡感、豚骨の程よい熟成感、本当に最高だ。これがここで食べられるのは喜びでしかない。
まさに今を突っ走る一杯、ぜひご堪能あれ!
博多一双 新横浜ラーメン博物館店
神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目14−21
(執筆者: 井手隊長)