集英社の漫画配信サイト『ジャンプ+』(ジャンププラス)にて連載中の人気漫画といえば、タイザン5先生の『タコピーの原罪』である。小学4年生の子どもたちが、ハッピー星人のタコピー(本名:んうえいぬkf)と出会い、不思議な冒険(!?)を繰り広げる漫画である。
紙の本として持っておきたい人
そんな『タコピーの原罪』のコミックスが2022年3月4日に発売されたのだが、多くの書店で品薄状態となり、完売する書店があるほど。ミステリアスなサスペンス的展開が読者を惹きつける本作。スマホやパソコンではなく、ちゃんと紙として持っておきたい人が多いのかもしれない。
『メルカリ』にタコピー多数出品される
そんな『タコピーの原罪』に注目が集まるなか、驚きの現象が発生し、多くの人たちに衝撃を与えている。『メルカリ』などのインターネットオークションサイトにて、『タコピーの原罪』のコミックスが多数出品されているのである。その多くが、定価から数倍する高額だ。
転売目的で買われたものと推測
漫画本がネットオークションに出品されることは珍しくないし、むしろポピュラーなこと。限定本やサイン入りなどの漫画はより高額で取引されている。しかし、今回の『タコピーの原罪』のコミックスは新書であり、出品の多くが、転売目的で買われたものと推測されている。
ファンが買えなかった可能性
コミックスに限らず、人気商品は高額転売される運命といえなくもない。しかし、転売目的で買われたことにより、普通に購入したいと考えていたファンが買えなかった可能性もあるわけで、そのあたり、悲しい現象ともいえる。みなさんは、『タコピーの原罪』のコミックスの転売、どのようにお思いだろうか。
※記事中のコミックス画像は漫画『タコピーの原罪 上巻』(作: タイザン5)の表紙より
(執筆者: クドウ@食べ歩き)