ガンガンpixivで連載中の豊田悠先生によるBLコミック『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』が実写ドラマ化し、テレビ東京木ドラ25枠(毎週木曜深夜1時~1時30分)にて、ついに本日10月8日深夜より放送開始! メインキャストの赤楚衛二さん、町田啓太さん、浅香航大さん、ゆうたろうさんのリモート会見の様子をたっぷりとお届けします。原作愛溢れるゆうたろうさんの熱い思いや、ドラマ同様イチャイチャデレデレ!?する赤楚さんと町田さんのやり取りは必見です!
原作はファンの間では通称「チェリまほ」と呼ばれ愛される、累計80万部を突破した超人気作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた、冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)。思わぬ力に困惑する中、ふと社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れたとき、なんと彼から聞こえてきたのは、自分への恋心だった……!
安達役の赤楚さん、黒沢役の町田さんに加え、安達の親友で数々の恋愛小説を執筆する小説家・柘植将人役の浅香航大さん、柘植の家に配達に来る宅配業者・綿矢湊役のゆうたろうさんの4人で語り合いました。
黒沢が安達のホクロに興奮するシーンが自信に
――今回のドラマの役柄をもらったときの感想を教えてください。
赤楚:ビックリしました(笑)。というのは、僕まだ26歳なので、30歳でしかも童貞という役で、魔法も使える。なかなか高難易度かもしれないと思いつつも(笑)、でも原作を読んでみたら本当に人の気持ちだったり、相手にどう思われているか、自分がどうしたいのかというのを確かめながら前に進んでいく主人公が、本当に共感できるところがたくさんあって、すごく楽しみでした。
――演じるときに気を付けた点は?
赤楚:黒沢との距離感や心の壁の厚さだったり、そういう部分は本当に丁寧に描いていかないと、たぶんズレてしまうので。やっぱりこの作品の良さって少しずつ歩んでいくところだと思うので、だからその辺はちゃんと気を付けなきゃなと思いながらやっていました。
――見どころはどんなところですか?
赤楚:全部見てほしいんですけど、強いて言うなら、壁ドンを見てほしいなと。僕、人生で初めて壁ドンされまして。男性に壁ドンされるってこんなに圧があって、ちょっと怖いとドキッとした気持ちが混じる、「こういう感覚なんだ、女の子は」という気持ちになりました。だから、なかなか経験できないことがこの作品で出来たから、そういうハグや壁ドンだったりを見てほしいなと思います。
――では、その時の驚いた表情は割と演技というより素な部分もありますか?
赤楚:多少はあると思います(笑)。
――町田さんはオファーを受けたときの感想は?
町田:僕も赤楚くん同様に衝撃を受けたのと、原作を読ませていただくとすごく温かい物語ですし、その中にコミカルなシーンや本当に心を打つような素敵なシーンがたくさん散りばめられていて、登場人物たちもみんな素敵で。その温かい作品の中に黒沢優一として参加できるというのは、すごく喜びを感じました。黒沢的には、結構スッとした感じがしながらも、妄想を爆発させたり、表現として難しいところもたくさんあったので、そういう部分では挑戦だなと思って、赤楚くんとの共演も楽しみにしていました。
――注目ポイントは?
町田:やっぱり人と人との距離感が縮まっていったり、少し離れていったり、すれ違ったりだとか、そういうところにラブストーリーの良さがあると思いますし、すれ違うから時にコメディで面白かったりするので、そこは見どころだと思います。
あとシーン的には、1話でオフィスで安達と2人きりになるシーンがあって。そこで結構黒沢が安達に詰め寄っていって、心の声がどんどん漏れて、最終的にはホクロにすごく興奮してしまったりとか(笑)。その撮影が結構初日の方だったんです。そのシーンをやったあとに、風間監督がニコニコしながら僕らのところに来て、「いや~、これたぶん面白くなりますね! 僕このシーンは不覚でした。めちゃくちゃ面白いです」と言ってくださったのが、僕らの中ですごく嬉しくて自信にもなりましたし、見てもらって絶対楽しんでもらえるんじゃないかなと思ったところです。そういうのが今後たくさん出てくるので、たぶん飽きないと思います。
――浅香さんの役柄はどういった展開をしていく役柄なのでしょう?
浅香:原作を読ませていただいて、僕の柘植という役のキャラクター性がかなり強かったので、クランクインするまではドキドキで、どうお芝居で表現していこうか、というプレッシャーはありました。柘植という人物は割と自分だけで世界が完結しているようなキャラクターであったんですけど、その彼が人とのコミュニケーションだったり相手の気持ちを察したり、もしくは自分の気持ちに向き合ってみるというようなことを作品を通してしていく中で、どんどん自分も開いていくし周りを受け入れるし、人として豊かになっていくという展開が見どころかなと思います。
――ゆうたろうさんは、湊を演じられていかがですか?
ゆうたろう:まずは、初めて金髪にしたというのが僕的には一番の役作りです。
他3人:めちゃくちゃ似合ってる。
ゆうたろう:湊くんはマイルドヤンキーと言われてるんですけど(笑)、すごく可愛らしいツンデレみのある役柄で、発している言葉と心の声がまたちょっと違うのが注目ポイントです。結構ダンスもする役で撮影しながらも絶賛ダンスレッスンもやっているので、本番以外でも湊くんと一緒にいる時間が長いのですごく楽しみながら演じさせていただいています。
――原作のファンだと伺いました。
ゆうたろう:はい! まだ4巻までで、これから5巻が出るという、そのワクワクと同時にドラマが進んでいくという、ダブルの楽しみ方ができるので、原作を読んで観ていただいてももちろん嬉しいですし、ドラマを観た上で、原作を読んで当てはめるのも嬉しいなと思うんですけど、僕は原作を読んでから、ぜひ観ていただきたいなと思いますね。
赤楚衛二は安達そのまま!ご飯粒をつけたまま現場入り「黒沢的な気持ちで言うと、たぶん相当ヤバい妄想を繰り広げる」
――まだ撮影中とのことですが、みなさん第1話の初めましての頃から、今日ここまでで印象の変化はありましたか?
赤楚:僕はキャストが発表されたときに、本当にキャラのイメージそのままだと思ってテンションが上がりました。たぶん一番町田さんとのシーンが多いですが、今変わったと思うところは……特にないんですけど(笑)。
一同:あははは。
赤楚:本当に黒沢みたいに完璧で。周りへの気遣いや優しさだったり、物事に対しての真摯さだったり。スポーツも出来て料理も得意で、本当に欠点がなくて。出来ないことは何があるんだろう?ってくらい完璧な上に、チャーミングで面白いってところまであって。そういうところは新しい発見だったかなって思います。最初は近寄りがたい人なのかな?って思ったんですけど。
町田:事務所がね、ちょっとヤンチャそうなイメージあるから(笑)。そう言われがちなんです(笑)。でも、そう言っていただけてありがたいです。※町田さんはLDH JAPAN所属(劇団EXILE)。
赤楚:そういうことではないですけど(笑)。
――町田さんはみなさんの印象は?
町田:赤楚くんと一緒でやっぱり原作のキャラとぴったりだと思いました。なおかつ、撮影に入っていくと、主演の赤楚くんが穏やかですし、気配りもすごく上手なので、現場の雰囲気がとても良いんですよね。みなさん本当に伸び伸びと芝居をして頑張れているので、だから1話を観たときも完成度がすごく高くて、深夜ドラマの枠を超えているなと思いました。
赤楚くんに関しては、どんどん知れば知るほど、ツッコミたくなったり、いじりたくなったり、本当に可愛らしさ満載なんですよね。もう本当にストレートに物事に対して真摯的というか。だからこそ出てくる、ちょっと朝ごはん食べてたらご飯粒を頬に付けてそのまま現場に来ちゃった、とか。
――それ本当ですか!?
町田:もう安達じゃん!!っていう(笑)。それを本当に恥ずかしがっていたりとか。ちょっと手を触るシーンがあって「あ、手冷たいね」と言ったら、顔が赤くなって衣装さんのところに行って「カイロ貰っていいですか?」って言ったりして。これ黒沢的な気持ちで言うと、たぶん相当ヤバい妄想を繰り広げるんじゃないかな? 爆発しちゃうんじゃないかな?って、安達とすごくリンクするところをどんどん発見していって。いろんな赤楚くんのことを発見していけたらいいな、というのは僕の目標の1つでもあったんですけど、それはすごく嬉しいです。他のお二人に関してはまだ共演シーンがないので、これから、と思っています。
――赤楚さん、ご飯粒は本当に自分で気付いていなかったんですか?
赤楚:本当に気付いてなくて、しかも寝癖もついていたっぽくて(笑)。監督に「それ、わざと?」って言われて。「あ、寝癖ですか? これ付いちゃうんです」って言ったら寝癖じゃなくてご飯粒が付いていたっていう(笑)。とうとうここまで役になっちゃったか、と衝撃でした。
町田:もうエピソードを出していったらいっぱいあるので、もうこれくらいで(笑)。
――浅香さんはいかがですか?
浅香:赤楚くんと町田くんのお二人の撮影がちょっと進んだ段階でクランクインして、現場でお会いするのが初めてだったので、もうやっぱり役のまんまだな、という印象でした。「すごいキャラそのままの人が動いてる」みたいな(笑)。
――撮影のオンオフ問わず、お二人の関係性はそのままに感じますか?
浅香:オンオフは、あんまりないような感じがします。なんか2人はずっとちょっとイチャイチャしてるし(笑)。最初入って行きづらかったですよ。でも素敵だな、出来上がってるな~って感じでしたね。
ゆうたろうくんに関しては、撮影より前に会っていたので、最初の印象としては、よく喋る若い子だなっていう印象だったんですけど(笑)。現場で会うと、やっぱり役を通してだからかもしれないですけど、現場の居方はひょうひょうとしていて、時折喋ったときに見せる笑顔だったり、若さがギャップがあって可愛いなと、本当に役に近いなという気がします。
――ゆうたろうさんは印象はどう感じていますか?
ゆうたろう:みなさん初めましてで僕が一番年下というのもあるので、基本的には柘植さんとのシーンが多いんですけど、ちょっと年下なりに、現場をごちゃごちゃっとさせたいなっていうのがあって(笑)。浅香さんと一緒のポスター撮りや取材もあったんですけど、僕らも壁ドンがあったり、膝枕したりとか初日からあったので、まず心の距離というより体の距離がめちゃくちゃ近づいたので、最初はドキドキでしたけど、そこから入れたのでやりやすさは僕はすごくありました。
僕は柘植さんのキャラクター性がとても好きで、最初にご一緒したシーンで、柘植さんの淡々とした感じから出る心の声だったり、言葉に出来ない声を出すのがすごく上手なんですよ。とても繊細に柘植の役を通してやっていらっしゃって、そこはまず笑いを抑えるのに必死でした(笑)。そこはぜひ観てほしいところです。湊くんはちょっとツンデレで無愛想な部分はあるんですけど、2人のアンバランスさはぜひ注目して観ていただきたいポイントですね。
――ゆうたろうさんのコメントを聞いていると、柘植のことが好きなのかな?と思えてきますね。
ゆうたろう:僕も今日お二人(赤楚さんと町田さん)を見ていて思いましたけど、「付き合ってんのかな?」って。現場入りしたときも、すごく盛り上がっていて。僕らも基本的には(柘植役の浅香さんと)2人のシーンが多いですけど。
浅香:負けてられないね。
ゆうたろう:2人のシーンが多いとやっぱりそうなってくるのかな?と今日4人で会って思いました。
もし心が読めるなら?赤楚衛二「町田くんの心の中がどうなっているのかめっちゃ気になります」
――もし、みなさんが安達のように人の心を読めるようになったら、心の内を読みたい人はいますか?
町田:僕はもう決まっています。監督です。確実に! もう話が早い。
赤楚:確かに。
町田:監督が考えていることがわかったら、いつもだったらニュアンス的な部分のお芝居の話になってくるので、監督がどういうイメージを思っていて画を思い描いているのかが全部わかったら、もう最強ですよね。それで現場も巻くし、スタッフさんも早く帰れる。みんながハッピーになれる。それで作品の質も上がる。これほど良いことはないなと思います。
――赤楚さんは?
赤楚:僕は強いて言うなら町田くんの心を覗いてみたいです(笑)。本当に完璧すぎて、中はどうなってんだろう?みたいな。私生活とかも、靴がズラってキレイに並んでるんだろうな、とか、お掃除ロボットぐるぐる居てフローリングはピカピカなんだろうな、とか、間接照明もあって……みたいなイメージしかなくて、本当に生活感が見えないから、心の中もどうなっているのかめっちゃ気になります。
町田:ただの田舎者ですよ、群馬から出てきた。ほんとに、全然もう逆に心を読んでもらいたい(笑)!
――浅香さんは?
浅香:僕は人じゃなくて申し訳ないんですけど、動物ですね。
町田:それはわかる~。
浅香:原作読んだときから思ったんですけど、今回のドラマにも「うどん」という猫が出てきていて。動物の気持ちが読めたらどれだけいいかな、と撮影中もずっと思っています。
――ゆうたろうさんは?
ゆうたろう:僕はこの作品も原作ありきの作品なので、キャラクターとか、漫画の登場人物に触ったらその人の声が聞こえてくるというのは、いいなぁと思いますね。もちろん100%の正解がそこの世界の中にはあるので、そこをベースとして役作りをしているんですけど、やっぱり漫画というのは紙の中なので、声とか口調とか、セリフはあっても声のトーンとか声色は見ることができなくて、そこは自分の想像の中の話になってくるので、もし自分がその声を聞こえるのであれば、今回だったら湊くんの声を聞いてみたいなと思います。
町田啓太「僕たちだけの秘密の合図が色々生まれました」
――演技をされる上で楽しかった点、また大変だった点は?
赤楚:基本グイグイ来られるところは楽しいんですよ。やっぱり普段グイグイ来られることがないじゃないですか。しかも黒沢にっていうところが、こういう経験滅多に出来ないから楽しいな、と思いつつ、難しいのは僕自身は安達のように心の声が聞こえないので、心の声にどう反応するのか、というところは難しいところかもしれないですね。
町田:心の声は別で録ったりもするんですけど、どのくらいやっていいのか、という問題もありまして。やりすぎるとちょっと違うし、やらな過ぎると面白くないし……というバランスがすごく難しくて、それは監督や赤楚くんだったり、みんなで喋ってやりながら、意外と繊細にやっている部分です。
あと、心の声が僕は漏れているだけなんですけど、赤楚くんはそれを聞かなきゃいけないので、タイミングがあるんですよ。現場ではもちろん喋っていないので、だから伝えなきゃいけないじゃないですか。伝わるように芝居もやらなきゃいけないし、プラス僕たちだけの秘密の合図が色々生まれました。
――どんなものですか?
町田:触れると心の声が聞こえているということじゃないですか。だから、触れている時に、微妙に「セリフのここでこれだからね」という合図を送るんです。最初に示し合わせておいてやると、結構合うし、指先とかどこか一部だけでも結構伝わる。
赤楚:やっぱり目を見て喋ったら、目の感情とかを読み取れるんですけど、下を見ていたり顔を見ていないときは本当に伝わりづらくて。顔を見ての心の声は伝わってくるので、逆にやりやすいです。
――お二人はいかがですか?
浅香:柘植的に言うと、淡々とした知的なポーカーフェイスのキャラなので、表情もセリフのトーンとかも割と淡々としがちで、抑揚が少ないんですけど、難しかったのは表に出す部分と心の声とのバランスと、話を追うごとにどう変わっていくかというバランスですかね。
ゆうたろう:僕(湊)は基本的に配達員として柘植さんのところに届けに行っているので、最初は仕事という関係性でしか会えないんです。柘植さんが湊に会いたいという感情から色々な物を注文したりして、そこもすごく面白い部分ですし、僕も柘植さんの感情をちょっとずつ知ってきて進むお話ももちろんあって。家のシーンが多いので、2人でいる時間経過を感じる部分も結構あったりして、時間経過の中、何していたんだろうな?という妄想をゆうたろうとしてするのが楽しいですね。基本的にはずっと柘植の家で撮影しているので、家に居ながら、柘植さんが読んでいる本とかを見て、「こういう本好きなんだ」って勝手に想像したりして。湊くんとしてドキドキする部分もあるし、現場にいるのが楽しかったですね。結構ずっと柘植さんの家に居ました。
可愛いと思ったエピソードにゆうたろう「え、付き合ってます?ほんとに」
――町田さんのお話にも少しありましたが、相手役となるキャストの可愛い、カッコイイと思ったエピソードを教えてください。
赤楚:町田さんに関しては格好良くない日がない。
一同:あはははは。
ゆうたろう:え、付き合ってます?ほんとに。
町田:こんなにべた褒めされることなかなかないので(笑)。
赤楚:ウインクがすごいキレイとか。
町田:とあるシーンで、アドリブというか、安達に向かってやったんですけど。ちなみに(赤楚さんはウインクが)出来ないんだよね?
赤楚:僕出来ないんですよ。
町田:これが可愛い。一生懸命マネしようとやるんですけど、それが可愛い。でも、可愛いもあるんですけど、赤楚くんはその中にちゃんと芯の通ったカッコよさが垣間見える。現場で監督と喋ってたりとか、どんな方たちと喋ってもまったく喋り方が変わらないのはすごくカッコイイなと思いますし、絶対独りよがりにならないところが素敵でカッコイイなと思いました。そこは安達と被るというか。ご飯粒も付けてくるし抜けているところも見えるし、どんどん役そのものに見えてくる感じはあるかもしれないです。
――浅香さんはいかがですか?
浅香:ゆうたろうくんは、もちろん見た目のビジュアルとかキャラクター性は人形みたいで可愛いじゃないですか。でもやっぱり、さっき心よりも先に体の距離が縮まったと言っていたときに、動揺というか緊張が見えるんです。そういうところが可愛いなと思いますね。
あと、赤楚くんのこと1つ言っていいですか(笑)? ドラマの安達が両手で頬を叩く仕草がめちゃ可愛くて(笑)。仕草が独特で可愛いなと思いました。
赤楚:テンパったときは独特なのかもしれないです。
町田:走り方とかもね、安達を意識してやっているからか、走り方がめっちゃ可愛いらしいんですよ。ダサいとかじゃないんですよ、可愛いんですよ。走り方はカッコイイか、ダサいかのどっちかじゃないですか。「あ、可愛い走り方ってあるんだ」と思いました。
――赤楚さんは安達の役柄として走り方など意識されたんですか?
赤楚:いや、体の反応です。自分ではわからないですね(笑)。
町田:しかも、走り終わった後に、「今の大丈夫でした?」みたいに伺いながら、自分でちょっと思い出して笑ってたりするんですよ。「違ったなぁ」とか。
赤楚:そうですね。だから反応とかお芝居よりも体に身を任せようスタイルなので、たまに不安になりますね(笑)。
――ゆうたろうさんは?
ゆうたろう:僕は原作ファンという目で見させていただくと、町田さん演じる黒沢さんが完璧で何でもできるエリートなんですけど、心の声での安達に対する優しさや謙虚さ、健気さが出た瞬間に「うわー!!!」ってなりますね。ドラマは2話まで見させていただいたんですけど、この作品を楽しみにしすぎて、1話2話の台本を流れでしか読んでいなくて。映像で観た時にどうなるか楽しみにしていたんですけど、2話の終わりヤバかったですね~! これはちょっとやられますね、涙腺が早くもウルウルっとなったので。
あと30分というのでポンポン進んでいくので、テンポ感も魅力ですし、2人の距離感が少しずつ縮まる。それで「どうなる?どうなる?」って次3話になるので、原作ファンや町田さんファン、それ以外の方でも全員、「これはちょっと瞬きするなよ!」くらいの気持ちで観てほしいですね。
――原作通りという感じでしたか?
ゆうたろう:「ここのシーン知ってる!」とか、「あ、このシーンあった」とか、心の声でも結構繋がるところもあったりするので、僕は原作は読んでおいたほうがいいかな、と思います。ちょっと1人でキュンキュンしてしまいましたね。盛り上がってしまいました。
――最後に、赤楚さんから番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
赤楚:今回の現場は、他のキャストもスタッフさんもみんな柔らかくて優しくて、そんな空間でチーム一丸となって撮影をしています。そんな中で生まれるものだから、画や空間として柔らかい温かいものが生まれてくると思っていて。原作も笑ったりキュンキュンしたり切なかったりもありますが、読み終わった時に絶対に温かい気持ちになれるというところがあって、そこは本当にドラマも一緒だなと思っています。人が人を思う気持ちだったり、人との繋がりの喜びだったり、そういうところを楽しんでいただいて、木曜日の夜なので、それを観て「金曜日頑張ろう」と思える作品になったら良いなと思っています。ぜひお楽しみください。
【10月8日深夜1時放送 第1話あらすじ】
童貞のまま30歳を迎えた安達清(赤楚衛二)は“触れた人の心が読める魔法”を手に入れてしまった。魔法を持て余していた安達は、ひょんなことから社内随一のイケメンで営業部エースの同期・黒沢優一(町田啓太)の心を読んでしまう。すると聞こえてきたのは自分への恋心だった…!困惑する安達は、全部自分の妄想で幻聴なのではないかと疑い始めるが、残業する安達のもとに黒沢が現れて…。エリートイケメンのクールな顔の下に隠された、恋心と妄想が全開に!?
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【番組内容】
“爽やかイケメン”から“30歳拗らせ童貞”への好意丸見えの純愛 BL!
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」
―そんな、まことしやかに囁かれている都市伝説が現実になってしまった!!
童貞のまま30歳を迎えた安達(赤楚衛二)が手に入れた魔法…。それは「触れた人の心が読める」
という地味なものだった。何の役にも立たないこの力を持て余していた安達だったが、ひょんなことから社内随一のイケメンで営業部エースの同期・黑沢(町田啓太)の心を読んでしまう。すると黑沢の心の中は、なんと安達への恋心でいっぱいだった!予想だにしなかった同期、しかも同性からの好意を信じられずにいたが、触れるたびに聞こえてくる黑沢の‟好意ダダ漏れの心の声“に戶惑いっぱなしの安達。しかし、好意がばれているとは知る由もない黑沢は、地道にアピールし続ける。果たして爽やかイケメンから拗らせ童貞への、直向きで一途な想いは成就するのか!?心の声が聞こえるからこその、胸キュン展開は必見!【番組概要】
番組名:木ドラ 25「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」
放送局:テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知
放送日時:10 月8日スタート 毎週木曜深夜 1 時〜1 時 30 分
BSテレ東 / BSテレ東4K放送日時:10 月 13 日スタート 毎週火曜深夜 0 時〜0 時 30 分
※放送日時は変更になる可能性がございます出演:赤楚衛二 浅香航大 ゆうたろう 草川拓弥(超特急) 佐藤玲 鈴之助/町田啓太
原作:豊田悠(掲載「ガンガン pixiv」スクウェア・エニックス刊)
オープニングテーマ:Omoinotake「産声」(NEON RECORDS)
エンディングテーマ:DEEP SQUAD「Good Love Your Love」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:風間太樹 湯浅弘章 林雅貴
脚本:吉田恵里香 おかざきさとこ
プロデューサー:本間かなみ(テレビ東京) 井原梓(テレビ東京)熊谷理恵(大映テレビ)
制作:テレビ東京 大映テレビ
製作著作:「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/cherimaho/[リンク]
公式 Twitter:@tx_cherimaho https://twitter.com/tx_cherimaho■原作情報
ガンガンコミックス pixiv「30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(著:豊田悠)
コミックス第 1〜4 巻発売中! 最新第 5 巻 10/22 発売予定!
WEB 雑誌ガンガン pixiv にて大好評連載中!
(C)豊田悠/SQUARE ENIX・「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」製作委員会
(C)Yuu Toyota/SQUARE ENIX
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