
<阪神-ヤクルト>◇13日◇甲子園
阪神の誇る快速コンビが自慢の足でチャンスをつくった。0-0の4回先頭。1番近本光司外野手(30)の打球は二遊間へ転がった。抜けそうな打球を二塁山田が好処理するも、一塁は間一髪セーフ。内野安打でまずは出塁した。
無死一塁となり、続く2番中野拓夢内野手(28)はバントを選択。投手に処理させた三塁側へのゴロ。これも一瞬送球が遅れた間に快足を飛ばし、際どい一塁判定はセーフとなった。ヤクルト側はリクエストを要求したが、覆ることはなかった。
快足でもぎとった内野安打2本でつくった、無死一、二塁のチャンス。今季ここまで近本はセ・リーグトップの23盗塁。中野も同3位タイの14盗塁と足でも打線をけん引している。