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「登山で迷ったなら登った方が安全」の理由は? 「上に行くほど選択肢が狭まる」「谷に下りない事も大事」



警察庁によると、2016(平成28)年の山岳遭難は2495件で遭難者は2929人。そのうち死者・行方不明者は319人となっており、2013年以降は2000件以上で推移しています。


ある『Twitter』ユーザーが遭難の際に助かるコツをツイートしていて、多くの経験者から同意の意見が集まっていました。






山での遭難者のニュース見るたびに気になってしまう、自分も家族も時々に登るマンなんですが。

登山のセミプロな身内から聞いた山で遭難したときに助かるコツ。


「山で迷ったらヘタに下山しようとするな、とにかく登れ。頂上目指せ。絶対に登った方が安全だから」






山の素人だと「とにかく降りれば助かるのでは?」と考えるけどそれが罠なんだそうだ。


山は上に行くほど道の選択肢が狭まって頂上(正解)は1つしかない。仮に遭難してもすぐ見つかる。


裾野に行くほど面積が広がって迷う確率が上がる、しかも山裾には沢や崖が多く落ちると見つかりにくいんだと。


「誰に聞いても言われる」というほど登山をしている人からすれば常識なこの知識。ですが、初心者にとっては下山したくなる心理が働くといった意見もありました。






正にこの通りなんだが、頭に入っていても心細くなると思考が楽な方に傾く。


登りキツい→下りよう

道分かんね→沢って何か道っぽい


日帰りのピストン登山はこの状況に陥りやすい。

迷ったと思ったら引き返す前に、一度行動を中断するステップを挟むのが良い。


また、「谷も危ない」といったツイートも。






上に登るのも有りですが谷に下りない事も大事です。山頂に向かう道中の上り下りは体力使うし、谷や沢で動けなくなると見つかりにくい。尾根など開けた場所なら電波が届く場合があるのでGPSで現在地を把握したり救援要請や指示を待つ選択肢を持ってないと死にます。


「装備が十分なことが前提」「登山の敷居が下がっているけれど知識は必要」といった声も上がっていた登山。遭難を避けるためにも、正しい知識を持ってから臨むというのが重要なのではないでしょうか。


―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
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