『バースデー・ワンダーランド』初日舞台挨拶に松岡茉優ら登壇
アニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』の初日舞台挨拶が4月26日に都内で開催。主人公・アカネ役の声優を務める松岡茉優をはじめ、杏、麻生久美子、市村正親、原恵一監督、イメージソング・挿入歌を担当するmiletが登壇した。
松岡茉優、フェイクローソクを吹き消し大照れ
世界で35以上の映画賞を受賞した同作。原作は、児童文学作家・柏葉幸子の「地下室からのふしぎな旅」で、キャラクター/ビジュアルアーティストにはロシア出身のイラストレーター、イリヤ・クブシノブが起用された。
原監督が「僕は好きな人しか呼ばないんです。役者として好きだし、人として好きな人としか仕事したくないんですよね」と明かすと、笑顔を見せた松岡。映画について「私が初めて観たときには、クライマックスのシーンの濃度・密度がすごくて。自分が流した涙は、とても純粋でピュアな涙だったなと感じました。お子様を連れた保護者の方のほうがグッとときてしまうんではないかな」と語った。
また、杏は「色とりどりだったので、名前のついている色は全部出ているんじゃないかなってくらいでした。何度も観たくなるような、1回だけではなく、もっと端っこまで観てみたいと思うような映画だなと思います」とコメント。
さらに麻生が「地下室から帰ってきて、アカネが土手を眺めているところが好きなシーンです」と話すと、松岡は「私が声をあててないところですね(笑)」と苦笑しつつ、「物語の終わりと始まりを感じるシーンですよね」と同調していた。
イベント中、miletによる「Wonderland」が生歌で披露された場面では、松岡は「聴きたかったんですよ、生で!嬉しいなぁ」と歓喜。
miletの歌声については「なんだか会場の空気もガラッとフワッと瑞々しく変わっていきましたし、鮮やかなものとモノクロのものが混ざりあったような歌声に感動しました」と表現した。
最後に、同作の公開初日を祝福する特製バースデーケーキが会場に現れると、松岡は「わぁ!これは、この映画の誕生日と『バースデー・ワンダーランド』をかけたんですね!」とニッコリ。さらにローソクの炎を吹き消すように促され「これがフェイクローソクだということはみなさんわかってると思うんですけど、可愛い子ぶるので無視してください」と前置きしたうえ、照れた様子を見せながら息を吹きかけていた。
映画『バースデー・ワンダーランド』大ヒット公開中
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」制作委員会
ギャラリー
発信地・日本
<文・デザート編集部>