<ドラマ『小説王』(画像提供:フジテレビジョン)>
白濱亜嵐、『小説王』でフジテレビ初主演
ダンス&ボーカルグループ「EXILE」と「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のリーダーとして活躍する白濱亜嵐が主演を務める早見和真の人気小説「小説王(小学館刊)」が4月22日放送された。
過去に一度大きな賞を受賞したものの、その後は鳴かず飛ばずで“一発屋”状態の作家・吉田豊隆(白濱亜嵐)が、自らの才能の限界を感じ筆を折ろうとした時に、疎遠になっていた幼なじみの編集者・小柳俊太郎(小柳友)、吉田のファンである佐倉晴子(桜庭ななみ)と出会う。活字離れ、出版不況が叫ばれている今の時代を1冊の本の力で変えようと、出版業界に壮大なケンカを仕掛ける痛快熱血エンタテインメント作品。
フジテレビのドラマ初主演となる白濱は今作で、得意のダンスやアクションを封印し、“売れない小説家”の吉田豊隆役を演じる。その吉田のバディ役ともいえる編集担当者・小柳俊太郎は、映画「娼年(2018年4月公開)」「BLEACH(2018年7月公開)」に出演するなど、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍している小柳友が務める。また吉田のファンであり、彼に恋心を抱いていくヒロイン・佐倉晴子役は、2019年下半期の朝ドラへの初出演も決まり、さらには日本とアジアの100名以上の映画プロデューサーが選ぶ「APNアワード2016」を受賞、得意の語学力を活かし、中国語で番組MCを務めるなど、アジア圏にも活躍の場を広げている桜庭に決定した。
<ドラマ『小説王』(画像提供:フジテレビジョン)>
「原作を初めて読んだ時、自分のデビュー前の苦労と被る事が多く、豊隆の気持ちに共感する事が沢山ありました」と話す白濱は、役作りについて「初めての小説家の役という事で、まずは小説家とは何かという所から役作りがスタートしました。小説家は人の心に届く物語を作るまでに自分の人生を切り抜いたり、一行を書くだけでも何度も悩んで自問自答し葛藤したりと命を削って本にぶつかっているんだと初めて学びました。そんな小説家という職業を生半可な気持ちで演じるのは失礼になるので本気で豊隆を演じたいと思いました。豊隆の悔しさや葛藤を全身で表現できるように今の自分の全てをぶつけました」と説明。
小柳は「俊太郎の作家を輝かせるために全力を尽くす姿に勇気をもらい、自分もこのドラマを輝かせるために全力を尽くしました。最後の最後まで熱狂して作り上げた作品を是非みていただきたいです」と意気込み、桜庭は「小説家である事を諦めようとするも周りの人達によって立ち上がっていく主人公の姿が、夢を追っている人の背中を押してくれるようなそんなドラマになってるので、ぜひ楽しみにして頂けたらな!と思います」と呼びかけている。
ドラマ『小説王』2話は、4月29日(月) 24:25から放送される。
<ドラマ『小説王』(画像提供:フジテレビジョン)>
フジテレビコンテンツ事業室・久保田哲史(エグゼクティブプロデューサー)コメント
このプロジェクトは「日本のドラマをアジア、そして世界に!」という「想い」から始まりました。インターネットの普及により世界中の人々が世界各国のあらゆるコンテンツに、簡単に接することが出来るようになりました。そんな環境になった時代で、日本のドラマをアジア、そして世界へ届けるという「想い」を、今回、「小説王」というドラマの出演者、スタッフ、そして原作者、出版社も含めて関わって頂いた全ての人に共有してもらえたと感じております。
今回、このプロジェクトがこうして進められたことは、フジテレビにとっても新たな一歩であり、この記念すべき作品です。
フジテレビ第一制作室・中野利幸(プロデューサー)コメント
冷めた時代に熱血な物語。頂点を取る為に必死な男たちを描いた原作はとても魅力的で、今の時代にこそドラマ化したいと思いました。夢を見辛い世の中に、夢を追いかけるカッコ良さ。主演の白濱さんの魅力を存分に味わって下さい。
男たちの友情、そして原作のエピソードを膨らました桜庭ななみさんとの恋愛部分も楽しんで頂きたいです。
小説王
放送日:2019年4月フジテレビ系にて放送(30分×全10話)
配信日:FODにて地上波と同日配信(※アジア圏でも同日配信予定)
出演:白濱亜嵐、小柳友、桜庭ななみ ほか
原作:「小説王」(早見和真著/小学館刊)
スタッフ:エグゼクティブプロデューサー:久保田哲史(フジテレビ)
チーフプロデューサー:清水一幸(フジテレビ)
プロデュース:中野利幸(フジテレビ)
中山ケイ子(FCC)
協力プロデュース:木沢基(フジテレビ)
演出:水田成英(FCC)
制作著作:フジテレビ
発信地・日本
<文・デザート編集部>