『4月の君、スピカ。』初日舞台挨拶に福原遥、佐藤大樹ら登壇
杉山美和子さん原作の漫画を実写映画化した『4月の君、スピカ。』が4月5日に公開。同日に、初日舞台挨拶が都内の劇場で行われ、FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹、福原遥、鈴木仁、井桁弘恵、大谷健太郎監督が登壇した。
佐藤 親友と好きな人だったら親友を選ぶ「友情を大切にしたいタイプ」
初日を迎えた感想を佐藤は「やっとって感じですね。ちょうど半年前くらいに3週間くらい全員で泊まりこんで合宿みたいな感じで撮影してました。キャストのみんなも同世代だったのですごく仲良くなりましたし、ご飯とかも行ったりして。さっきもやっとだねって話してたんです」と語った。佐藤と共にW主演を務めた福原は「ずっとこの日を楽しみに待っていたので、こんなにたくさんの方々が観に来てくださって幸せな気持ちです」と喜びをあらわにした。
佐藤演じる泰陽は、親友と同じ人を好きなってしまう。そのことから、泰陽と同じ状況になったらどうするかと質問された佐藤は「僕は譲りますね。友情を大切にしたいタイプです」ときっぱり。続けて「別に好感度上げようとしてるわけじゃなくて(笑)」と話し、会場からは笑いが起こった。鈴木から「好きになった子も大樹くんを好きだったらどうするの?」と聞かれると佐藤は「え、俺の親友が俺を好きだったらってこと?」ととぼける場面も。キャスト陣は一斉に「ちがう(笑)」とツッコんでいた。それでも佐藤は「譲るでしょそんなの!LDHは男を大事にしてるので。仲間ですよ。親友を選びますね」と固い意志を見せた。
鈴木は「俺はライバルいたとしても関係なしって感じですね、恋愛って個人間の問題だと思ってるので。それで関係が崩れたとしたらそれくらいの仲ってこと」と持論を展開。会場からは拍手が起こり、それを聞いた佐藤は「めちゃくちゃ男らしいじゃないですか!そう答えればよかったな(笑)」と称賛していた。
同作のポスターでは原作コミックス第3巻の表紙を再現。泰陽が、福原演じる星の髪の毛をつまんでクルっとするポーズをとっている。同ポスター撮影時に、キャスト陣はこの仕草を『つまクル』と命名。佐藤は『つまクル』について「原作は、星の髪の匂い嗅いでるみたいな感じだったんですよ。でもやってるうちに『つまクル』だねって。壁どんみたいなワードが欲しいねって話で『つまクル』って呼びました」と説明した。
同イベントではチーム対抗の『つまクル』の実践が行われた。最初に福田が井桁の髪を『つまクル』することに。福田が「弘恵ちゃん、好きだよ」と言葉を添えて『つまクル』すると、会場からは「かわいい」という声が飛んだ。続いて佐藤と鈴木の男子チームの実践に。佐藤は「ひとつだけ聞いていい?鈴木仁が初めて好きになった人って俺だよね」と問いかけ『つまクル』し、会場を笑わせていた。
実践が終わると、キャスト陣につまクルグッズがプレゼントされるサプライズも。髪の毛のようなものが一束ついたチャームを渡された佐藤は「ちょっと待ってください、衝撃的なんですけど(笑)」と驚愕していた。キャスト陣は終始顔を見合わせ笑い、仲の良い様子を見せていた。
最後に佐藤は観客に向けて「僕らはこの日を待ちに待ってましたし、今しか撮れないリアルな青春ムービーが出来たと思ってます。大谷マジックで芝居の良い部分を引き出してもらったので、目の表情とか1度でわからないことがたくさんあるので、2度3度、大切な人と一緒に観てほしいです」とメッセージを送った。
発信地・日本
<文・デザート編集部>