5月19日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、歌手の大黒摩季(53)が出演。中居正広(50)が主演を務めたドラマ『味いちもんめ』(テレビ朝日系、1995年放送)の主題歌にもなり、大黒の大ヒット曲『ら・ら・ら』(1995年発売)の制作秘話を語った。
中居から「ドラマの主題歌を作るって普通の曲作りとはちょっと違うんですか?」と聞かれた大黒は、「ドラマ決まって、台本くださいって言って……」とドラマのために書き下ろした曲だったと説明。
もともとプロデューサーから「次(の曲は)大黒の好きにバンドとかやっていいよ」と言われており、大黒は「Woodstock 1994」でミュージシャンのボブ・ディランが演奏したセッションを見て「これだ!」と思っていたところに、ドラマの主題歌の話がきたと回顧。そして「(曲を)都会っぽく作ってたから、ちょっとノスタルジックな(風に)」方向展開させたと語った。
すると中居は、サビ前の「輝き持続するのは……」という歌詞に触れ、「その当時、僕らもアイドルで若いからってキャーなんて言われてて、『輝き持続するのは……』(って歌詞を見て)『あ~これすんげぇ、俺ら言われてるな』って」と、当時の当時の心境を告白。
ほかにも、「夢があるのはいいのだけど」という歌詞も当時の中居には刺さったようで、「夢があるのはいいことだけども、現実的に『アイドルとして輝きを持続するのは』っていうのは、僕らみたいなアイドルにもいえる。色んな人が(想いを)補って聴けるんじゃないのかなって感じながら(やってた)」とも振り返り。
そして、しみじみと「良い歌詞ですよね~」と言うと、「イントロ(聞く)だけでも当時を思い出しますよね」「27、8年前ってことですよね。思い出します」と懐かしそうに語っていた。
また、最後はスタジオで大黒が『ら・ら・ら』を披露することになり、「あっという間にもうこんな年齢だし、親も歳だし、」という歌詞を「あっという間にもう中居くんも50過ぎたし」と変えて熱唱していた。
この放送にネット上では「中居さんが笑顔で一緒に『ら•ら•ら』を歌ってる姿を見たらさ、なんだか涙出てきた」「中居くんの味いちもんめが懐かしい」「懐かしいな〜!中居くんがこの曲に自分たちを重ねてたとは」との声が集まっていた。