9月28日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)にタレントのさとう珠緒(49)が出演。かつて、バラエティー番組の収録中に歌手でタレントのマルシア(53)を怒らせた過去を暴露したものの、ネット上からマルシアへのドン引きの声が集まる事態になっている。
この日、「平成のバラエティーを生き抜いた女たちが今宵大集結!」のコーナーに出演した珠緒。その中で、かつての平成バラエティーで、ADからの無茶ぶりカンペが出て、おのずと女性タレントたちが毒舌になっていったことが暴露された。
そんな中、さとうも番組ディレクターから「とにかくケンカしてほしい」という指示を受けたことがあるとのこと。指示を受け、番組で共演していたマルシアに「嫌な感じのオバサンだわ」と2回繰り返し言い放ったところ、マルシアは真に受けてブチギレ。「そんなに年変わらないわよ」と反論していたものの、楽屋に帰ってしまったとのことだった。
番組では、その当時の映像も放送。さとうの「嫌な感じのオバサンだわ」を受けたマルシアが、カメラに背中を向けてスタジオを出る様子が映されていた。一方のさとうはその後楽屋に帰ってしまったマルシアに謝罪しに行ったと明かしていた。
しかし、このたまおの暴露にネット上からは、「真に受けるマルシアが悪いわ」「マルシアはカンペ見てなかったの?」「マルシアってバラエティーの演出すら分からなかったの?」という疑問の声が集まっていた。
「いまと比べ、モラルや倫理に欠けていたと言わざるを得ない平成バラエティーでは、タレントの過激な発言は当たり前。さとうもぶりっ子で、他人には毒舌というキャラを作りこんでいたため、発言を真に受けたマルシアの方に疑問の声が集まったようです。とはいえ、マルシア側にも『キレて楽屋に帰って』という指示が出ていた可能性もあり、ネットからは『さとうに謝りに行かせる番組側もどうかと』『本気で怒らせたならスタッフが謝罪に行くべきだし、それもカンペならさとうが謝る必要ない』という指摘が集まっていました」(芸能ライター)
今のバラエティー番組でも一部残る、タレント同士の“毒舌プロレス”。ネット社会となったいま、放送作家による台本だということが多くの視聴者にも知られているため、逆に世間の好感度を大きく下げるようなことはない一方、演出を白けた目で見ている視聴者も少なくないのかもしれない。