木曜ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の第4話が5月12日に放送された。
第4話は、深山佐都(土屋太鳳・27)は大介(渡邊圭祐・28)夫婦の離婚に加担したとして圭一(石橋凌・65)の怒りを買い、深山家から追い出されそうに。一方、圭一は、新たに建てる商業ビルにパリの有名レストラン『ソリマチ』を招聘できたら先の件は不問にすると佐都と健太(松下洸平・35)に言い渡し――というストーリーが描かれた。
第4話のゲストは長谷川京子(43)。健太はなんとかソリマチを説得しようとするも、オーナーはまったくのらず。一方、調べていくうちにソリマチのバックには謎の人物・マダムキリコがいることが判明。そのマダムキリコを演じたのが長谷川だった。
第3話終了後に流れた予告では、佐都とキリコのキスシーンが描かれ、視聴者に衝撃を与えていたが――。
「マダムキリコにはさまざまな噂があり、そのひとつが“キリコベイビーズ”と呼ばれる若いイケメンを侍らせているというもの。第4話では、なんとかキリコに近づくことに成功した健太と佐都でしたが、個室に呼ばれたのは佐都のみ。ふたりは『私も脱ぐの!?』『ベイビーズって何でもありなの!?』と焦っていましたが、上流階級の間違った常識に佐都がいつも通り啖呵を切ると、キリコに気に入られたのか、佐都が熱烈なキスを受けるという展開でした」(芸能ライター)
その後、実は“ベイビーズ”は、キリコが金も力もないものの、才能がある若者を支援する制度だったことが判明。一方、健太たちはソリマチこそ契約できなかったものの、キリコが裏から手を回してくれたおかげで有名建築家が健太の担当する商業ビルの建築を手がけてくれることに。離婚は無事回避できたという展開だった。
しかし、ネット上からは、佐都とキリコの衝撃キスシーンについて、「これ必要?」「いや、あのキスシーンいる?」「話題作りのためだけのキスシーン」「必要性ゼロすぎる」という賛否の声が集まっている。
「佐都を気に入ったキリコが唐突にしたキスですが、しなくても充分にストーリーは成立します。予告で流して視聴者に衝撃を与えることで、話題作りをしようとする意図が見え見えで、逆に視聴者を興覚めさせてしまったのです。昼ドラ並みの衝撃シーンが多く、反響を集めている本作ですが、今回は逆効果になってしまったのかもしれません」(同)
予告で反響を集めたシーンが単なる煽りだっただけに、ブーイングも大きくなってしまっていた。