10月6日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、坂上忍(54)がGoToトラベルキャンペーン再開について意見を述べた。
岸田文雄首相(64)は、自民党総裁選に立候補した段階の9月19日に、自身の公式Twitterで「GoToトラベルを前回と同じ方法で再開するのは現実的ではないと考えます」としたうえで「より安心して活用してもらえるよう、ワクチン接種証明などと組み合わせる『GoTo2.0』を実施します」と、新たな感染対策を行ったうえでのGotoキャンペーン再開に前向きな発言をしている。また斉藤鉄夫国土交通相(69)も5日、「観光地や地域経済の維持、復興のために大変重要で必要不可欠な事業」として、Gotoトラベル事業の再開タイミングや内容を検討すると述べている。
これに坂上は「当然感染状況によりますけど、年内は反対です」と年内の再開の“反対派”であると断言し、高橋みなみ(30)が「私も年内は第6派の懸念もありますし、もうちょっと様子見たほうが。緊急事態宣言あけて、すごく人流が増えてるから今やるのはな……」と賛同。一方でカンニング竹山(50)は海外の状況をふまえながら「日本も証明書とか出しながらいったほうがいい」、おぎやはぎ・矢作兼(50)は「ワクチン前のときと同じことやってワクチンの意味がないから、条件にワクチンを入れて、やる分には年内。年内にやったほうがいいかな、経済的に盛り上がるし」と“賛成派”としての意見を述べた。
そして、おぎやはぎ・小木博明(50)は「途中から人流が関係ないという話になってきた」「なんかもう平気になってきたのかなと思う」と言いつつ、「毎回思うのは、ここで第6波がくるかもしれないということで、医療体制を整えないといけない。でも絶対しないじゃないですか、あの人たちは」と、国の政策をバッサリ批判。そのうえで「(第6波が)本当に来るかもしれないっていう医療体制をちゃんと整えてからGoToキャンペーンをやるっていう」と持論を語った。
めずらしく小木がまともなことを言っていたが、GoTo再開については「コロナが無くなりそうになる度に一気に人流を加速して拡散するって、それはもうコロナを無くしたくない人の行動なんよ」「GOTOトラベル再開するならぜひ来月から適応してくれ」と、世間でも意見が分かれているところ。
「ただ、生活経済ジャーナリスト・和泉昭子の“分散化”もありえるという解説でも、坂上は『やっぱり段階的派ですかね。(制限)解除した時点で人は出るから。それが1弾目』「それをさらに医療体制が整っていないうちに後押しをするっていうのは、僕は“慎重派”だから怖いかな』と意見を曲げず。早急な再開に反対の姿勢を見せていました」(芸能ライター)
世間の声としては「無意味な政策で税金の無駄遣いをしないでほしい」「あまり移動しないで経済を回す方法を考えてほしい」という声もあるが、「GoTo2.0」でこの厳しい状況を打破することはできるのだろうか。