11月23日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に、謎解きクリエーターとして活躍する一方で、自ら謎解き制作会社・RIDDLER株式会社を立ち上げ社長業もこなしている松丸亮吾(24)が出演。松丸と言えば、長男のメンタリスト・DaiGo(34)を筆頭に、次男がプログラマー、三男が調香師と天才4兄弟として知られている。そんな天才4兄弟を育てた母・順子さん(享年58歳)の教育方針に称賛の声があがっている。
高校生の頃に母親を亡くした亮吾は、直接感謝を伝えられなかったことを後悔しているという。そんな松丸家には今でも、「子育てのはひふへほ」として「はげます、ひきだす、ふんぱつさせる、へこたれない、ほめる」と書かれたメモが貼ってあり、順子さんはこれを実践していたという。教育熱心で、子どもたちは全員食卓で勉強するのが日常で、分からない箇所があれば、順子さんが付きっ切りで教えてくれたとか。
また「成績が悪くても絶対に責めない」という教育方針で、母親は亮吾がテストで間違えた箇所をひとつひとつスクラップしてノートに貼り、オリジナルの問題集を作成していたという。その一方で「勉強をしろ」とは言わず、「個性を伸ばすとママと決めた」と父親は語った。
そんな中、高校2年生になった亮吾は反抗期になり学校もサボりがちになり母との会話も減っていったという。さらに、がんを患って入院していた順子さんは、回復の見込みがないため自宅療養に。亮吾が感謝の言葉を伝えられないまま順子さんは他界してしまったという。
「しかし、自暴自棄になった亮吾を救ったのは順子さんがノートに残していたあるモノだったそうです。順子さんが生前つけていた日記には、治療の苦しみや体の辛さが記されていましたが、そこには『今の目標 亮吾が大学生になるのをみること』と記載されていたそうです。その言葉をキッカケに勉強を頑張るように、一発で東大合格。その後の活躍は言わずもがなだが、中でも亮吾の心に響いたのが順子さんが『みんなに聞いてほしい曲』として記していた小田和正(73)の『hello hello』だという。
亮吾は、歌詞がまさに『これを聞くと今も潤んじゃうんですけど、母親の言葉にしか聞こえない』と語ったが、視聴者からも『深イイ話で初めて泣いた』『泣きそうになった、ではなくもう涙止まらなくなった…。お母様は100%子供たちを信じていたのだとおもいます。』『松丸くんの見ててお母さんの話と小田和正の歌にボロボロに泣いてしまった..』と感動の声が多くあがっていました」(芸能ライター)
この放送後、松丸は自身のツイッターに「うちの母親こそが最高の天才だったと、うちの兄弟はみんな尊敬してます」「小田和正さんの『hello hello』、めちゃくちゃいい曲なのでみんなも聴いてみてね。落ち込んでるとき、本当に力もらえるから。」と投稿。さらに、今回密着取材に協力してくれた父親についても「父親は上から物事を言うことは絶対しなくて、もう一人の兄弟みたいな感じだったなぁ」とコメントしており、「素敵なお父さんですね」「素敵すぎる家族」「お母さんがメンタリストだよって思っちゃった」「お母様のお話を見聞きする度に、あのような母親に私もなりたいと毎回思います」と称賛の声が多数寄せられていた。