今更聞けない“美眉”の基本とは?
STEP1:眉毛まわりの油分をおさえる
メイクが崩れないポイントとして重視される“メイク前の保湿”ですが、眉毛のまわりに関しては油分はメイク崩れの原因となってしまうのでオフしておきたいところ。
お顔全体の保湿を注力することは大切ですが、アイブロウに入るときにはまず最初のステップとして油分をオフしておきましょう。眉毛のメイクをはじめる前に、ルースパウダーやファンデーションを眉毛にのせて、まずは油分をおさえていきます。
STEP2:眉毛の毛流れを整える
眉毛の毛流れは人それぞれ。髪の毛のヘアセットと一緒で、ボサボサの状態よりもある程度整えたうえで綺麗にしたほうが、最終的な仕上がりも良くなります。見落としがちなステップではありますが、土台づくりこそ大切なのはベースメイクと同じです。
アイブロウブラシを使って、眉頭から毛流れに沿うようにとかしていきましょう。毛の生え方にムラがある方は、毛束をすくって上げるように一度真上にとかしてから、毛流れにそうようにとかすとリセットされてきれいな毛流れになります。
眉毛に絡まりや毛のもつれがあると、その後のアイブロウメイクに使うコスメが上手にのりきらなくなってしまうので、まずは土台を整えていきましょう。
ポイントは眉尻までしっかりと毛流れを整えること。眉尻が斜め下に向かってナチュラルに下がるように整えると、バラバラになっている毛流れが均等になるはずです。
STEP3:アイブロウパウダーでベースをつくる
毛流れを整えたら、まずは土台をアイブロウパウダーでつくっていきましょう。
おすすめの土台の作り方としては、まずは眉毛の下のラインから描くこと。眉毛と目の距離が近いほど求心的な印象のメイクに仕上がるので、まず眉頭から眉尻に向かってブラシを並行にもって垂直なラインを描いていきます。
上手に描くコツは、一度のストロークで描ききろうとするのではなく、小刻みにブラシを動かしながら描いていくこと!また、色ムラが起きないように手首の力を抜いて描くこともポイントです。
意識的に力を抜くのはなかなか難しいので、柄の長いアイブロウブラシを選んで、柄の先をもって色をのせていくと、簡単に力を込めずに描けるはずです。
STEP4:アイブロウブラシで補えない部分にペンシルを使う!
前述のアイブロウパウダーで補いきれない部分は、アイブロウペンシルで色を足していきましょう。アイブロウペンシルはパウダーよりも色味が濃く出るので、なかなか眉毛が生えにくい部分に使っていくと、悪目立ちせず上手く使うことができます。
眉尻は眉毛の生えムラが多い方も少なくないので、眉毛を“1本1本描く”ように丁寧に描くと上手に整えることができます。理想の眉毛をペンシルで補ったあとは、スクリューブラシを使ってぼかすようになじませていきましょう。
STEP5:眉マスカラで全体の眉毛のバランスを整える
アイブロウパウダーとアイブロウペンシルで全体を描ききったら、最後はアイブロウマスカラで全体的な毛流れを整えていきましょう。
アイブロウマスカラがこってりと付きすぎると、これまで色ムラができないように仕上げてきた土台が台無しになってしまうので要注意!アイブロウマスカラを一度ティッシュオフして、「これはしっかり色が付くかな?」と不安になるくらいが丁度よいです!
まずは眉毛の真ん中(黒目の中央あたり)から眉尻に向かってとかしていき、最後に眉頭から眉毛の中間に向かってとかしましょう。
上手に仕上げるコツとしては、眉頭は真上にむかってとかすこと!眉頭が変に下がってしまうと、はつらつとした印象から遠ざかってしまうので眉頭は真上、以降はナチュラルに毛流れに沿って眉尻に向かって毛をコーミングしていくことが大切です。
STEP6:コンシーラーで仕上がりのラインを整える
アイブロウマスカラで理想の眉毛を仕上げきったら、最後はコンシーラーで眉毛のアウトラインをなぞると、一気に洗練された仕上がりになるので是非チャレンジしてみてください!コンシーラーはコンシーラー向きの平筆ブラシか、無い方は綿棒などでのせるとやり易いでしょう、
眉毛のまわりの処理しきれていない産毛や、微妙にはみ出してしまっているラインを補正することで、アイブロウの仕上がりにまわりとぐっと差をつけることができます!
コンシーラーは普段くまやニキビ跡に使っているものと同じでよいですが、テクスチャーが硬めのコンシーラーだとヨレにくいのでおすすめです。
“美眉”を手に入れてメイクの仕上がりを洗練させよう!
“美眉”づくりのポイントやコツは掴めましたでしょうか?アイブロウのお悩みや眉メイクの難しさに困っている方は少なくないと思いますが、基本的な土台づくりの見直しこそ、全体の仕上がりを格上げするのに大切なことではないでしょうか。
今回ご紹介した“美眉メイク”の作り方は、あくまで基礎的で簡単なテクニックばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!