VRデバイスの発展は様々な分野で活躍しつつあり、ゲームだけではなく、不動産や飲食店、等でも利用が広がっております。
今回は、VRがスポーツ観戦や配信で利用されているようなのでそのような例をまとめてみました。
VRで野球中継を楽しめる実例!
やはり日本で人気のスポーツといえば野球とサッカーでしょう。
ここでは野球のVR配信を行うサービスを紹介します。
株式会社ピクセラの「パノミル」
「パノミル」とは360度のVRパノラマ映像のスポーツ配信をスマホで簡単に楽しむことができるアプリ。
cardboardやVRゴーグルを利用し、VRの中継配信映像をすぐに楽しめるのが魅力。
コチラでプロ野球オープン戦の360度VR映像が配信されたようなので気になる方は記事をチェックしてみてください。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/parunomi-baseball-vr/#i
J SPORTS VR
J SPORTS VRとはパラミル同様にスポーツ観戦を360度VR映像で配信するアプリです。
360度の動画で、実際にその場所にいるような感覚になることができるVR動画の体験、Jsportsで既存のオンデマンドで配信している動画巨大スクリーンに表示され、より臨場感を味わえるアプリとなっています。
本アプリはVRize社のVRize Videoで制作されており、iPhone、Android、GearVR向けにリリースがされる予定となっています。
詳しい記事はコチラをご覧になってください[関連記事]:http://vrinside.jp/news/j-sports-vr/
アメリカで大人気!NBA等のバスケットボールのVR配信!
アメリカのVR企業で最も注目されているのはやはりNBAの試合のストリーミング配信でしょう。
特にNextVRというVRでのスポーツ配信を執り行うプラットフォームでは、ソフトバンクが出資し日本でのリリースも待たれます。
NCAA March Madness Live VR
「NCAA大学バスケットボールトーナメント」とは、全米大学体育協会(NCAA)が主催するアメリカの大学のバスケットボール・チームによって行われるバスケットボールのトーナメント大会のことを指します。
毎年3月から4月に開催されるため、「March Madness」(マーチ・マッドネス:3月の狂乱)というニックネームが付けられ親しまれています。
同トーナメントは全米から68校が参加し、4つのディヴィジョンに別れて試合をします。そして、各ディヴィジョンの4つの優勝校が、再びトーナメントを行いチャンピオン校を決め、各ディヴィジョンの優勝校によるトーナメントは「ファイナル・フォー・マッチ」と呼ばれています。
Gear VR対応のアプリ「NCAA March Madness Live VR」は、そんな「March Madness」のVRストリーミング配信を行うVRアプリです。
試合自体が終了し、アプリはダウンロードできなくなってしましましたが、このような期間限定のイベントに対し、期間限定の配信アプリを設けるのはとても珍しいことで話題になりました。
当時の記事がありますので興味があれば参照してみてください。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/ncaa_march_madness_live-_vr/
NextVR
NextVRは今世界で最も有名で勢いのあるVRのスポーツストリーミング配信のプラットフォームでしょう。
主にバスケットボールやアメリカンフットボール等のアメリカでポピュラーなスポーツのVR配信を行っており、多くの実績を残しています。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/nba_allstar_livestreaming/
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/league-pass-games-360-live/
撮影のための機材やVR映像のエキスパートのチームが立ち上げたプラットフォーム及び、カンパニーなので他のどのVR配信よりも一線を画す品質があると感じました。
ソフトバンクも資金出資を行っていたことも話題になり、アメリカのバスケやアメフトだけではなく、日本でポピュラーな野球やサッカーなどもNextVRで楽しめることが期待できます。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/nextvr-80-million/
GearVRやOculusのみでの動作でしたが最近はDaydreamにも対応し、マルチプラットフォーム化も進んでいます。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/nextvr-nba-daydream/
リオオリンピックはVR配信されていた!
PSVR発売前のVR機器の普及がまだ進んでいなかったので利用数は多くなかったかもしれませんが、2016年の8月から行われた「リオオリンピック」ではVRでのストリーミング配信がされていました。
VRではGearVRやGear360でおなじみのSamsungとの協力のもと、開会と閉会セレモニーを始め、バスケットボール、体操、陸上、ビーチバレー、ダイビング、ボクシング、フェンシングなどの決勝、準決勝が、まるでそこにいるかのような360度の映像で鑑賞できたそうです。
Samsungのスポンサードでの配信のため対応デバイスはGearVRだけで、OculusやVIVE等は未対応でした。
VR出始めの時期でしたので、ライブストリーミングではなかったそうですが、技術が進んだ次期オリンピックではさらに対応機種や利用数、そして配信品質の向上が期待できます。
毎年各国で執り行われるオリンピックを、その国へ行かずにTVよりも高いたっぷりの没入感と臨場感で楽しめる時代がいよいよ迫ってきそうで、2020年の東京オリンピックはスポーツというだけでなく、配信や中継などの技術的な進歩にも期待ができます。うぅー東京五輪まで待てない!
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/rio_vr/
まさに未来のスポーツ!eSportsのVR配信!
皆さんは、e-Sportsという言葉をご存知でしょうか?
eスポーツ(e-sports)とは、エレクトリック・スポーツの略称で、ゲームの中でも、「ストリートファイター」をはじめとする対戦格闘型ゲームや、「オーバーウォッチ(Overwatch)」や「Counter-Strike:Global Offensive (CS:GO)」のようなFPS、「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」や「Dota 2」のようなMOBAといった競技制の高い対戦型ゲームがeスポーツに該当します。
ただ、ゲームそのもののことを「eスポーツ」と呼ぶことは稀で、どちらかというと競技性の高いゲームを用いてスポンサードのついた、職業ゲーマーのプロゲーマーが同士が競うイベントのことを「eスポーツ」と呼びます。
海外ではイベントに数億円、数十億円といった賞金がかけられており、賞金とスポンサー企業からの広告費がプロゲーマーの主な収入となっています。日本でもその勢いが上陸しつつあり、e-sportsは右肩上がりの急上昇ワードだと各企業が期待しています。
動画はStarCraftというゲームの世界大会の模様のダイジェスト映像です。大きなスタジアムに集まった多くのゲームファンがアツい声援をおくっているのがわかります。
イベントは毎回twitchやyoutubeのライブストリーミングで配信され、多くの視聴者がプロのゲームプレイに熱中し、スポンサードもそこに期待し、出資しているというわけです。
そんな、e-SportsもVRでの配信でより、試合内容を身近で楽しいものへと変わっていく模様です。
従来のスポーツ中継ではVR化するにあたり、3D撮影に対応した特殊な機材での撮影と編集が必須でしたが、ゲームの場合ゲーム自体が、3Dモデルのデータでできているので編集や撮影も容易だと考えられます。
また、FPSのような選手プレイヤーの数だけ視点がいくつも存在するゲームにおいてはどの選手の視点をピックするかの問題でで、その試合内容をお伝えしにくいという問題がありました。
VRにおいてはそのインタラクティブ性で自分の好きな選手の視点で、試合を楽しむことができるのでその問題は解決できそうです。
韓国や中国、アメリカやヨーロッパではもう既にスポーツと同じぐらいのお金が動き、大きな盛り上がりを見せているe-sportsですが、日本ではゲームのパブリックイメージがあまりよくないので浸透していません。
次期オリンピックでは試験的にe-sportsの種目が追加されることがオリンピック協会からアナウンスされたことは記憶に新しく、しかし、日本で出場できる選手は今はいないそうです。
VRの配信でより一層日本でも盛り上がり、オリンピックでも全く新しいe-sportsという概念が流行する兆しがなんとなく見えてきているので流れに置いて行かれないようにしたいです。
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/boomtv-e-sports-vr-livestreaming/
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/vr-esports-sliver-tv-beta/
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/chinese-theater-e-sports/
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/drifter-vr-e-sports-2-25-million/
[関連記事]:http://vrinside.jp/news/e-sports/
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.