Paneo株式会社は、一枚の顔写真からそっくりな3Dモデルを自動生成し、本当にその人と話しているかのような感覚でコミュニケーションができるVRアプリ「EmbodyMe」をSteam、Oculus Storeで無料配信を開始した事を発表した。
アバターは通常自分に似たもの作成するが、自分だけでなく、顔写真一枚さえあれば、簡単に有名人や友達になりきったり、性別を変えたり、本当になりたい自分に変身することが可能となる。
本アプリでは、実際の手や身体の動きや表情をリアルタイムでVR内のアバターに反映し、実際にその場にいるかのような存在感を実現できるとコメントされている。
EmbodyMeとは
表情を変えながら話したり、握手をしたり、現実のコミュニケーションがそのままできるだけでなく、薬を飲むと顔がブサイクになったり、風船で空を飛んだり、矢が刺さったりと、現実ではありえないコミュニケーションを楽しむことが可能となっている。
また、出会った人と記念写真を撮ったり、一緒に歌を歌ったり、ダンスをした様子を動画で撮って、FacebookやTwitterにシェアすることができる。
プロダクトサイト:http://embodyme.com/
アプリ動画:https://www.youtube.com/watch?v=iPVxUXwmqN8
ダウンロードサイト:Steam/Oculus Store
対応デバイス:Vive, OculusRift, Oculus Touch
EmbodyMeのユーザ投稿動画・画像:https://embodyme.com/media/
アバタープラットフォーム:SDK問い合わせ
スクリーンショット
EmbodyMeが目指すもの
ビデオチャットやテレビ会議はどうしても会うのが難しい状況でしか使わてない、会って話す体験との間には大きなギャップがあることが原因ではないか。
その大きなギャップを埋め、実際に会うのと同じ体験を実現するのが、Paneoが作っている「EmbodyMe」となる。
実際に会うのはお金も時間も要する、実際に会う必要性がなければ、人間の生活は大きく変わるという。
会社に行って仕事をする、洋服を買いに街に出かける、学校に行って勉強をするなどの日常の行動がすべて「EmbodyMe」 に置き換わる世界を実現したい、というのがPaneoの思いのようである。
EmbodyMeの今後の展開
EmbodyMeのアバターが様々なサービス、ビジネスで使えるようなプラットフォーム展開を行いたいと考えているようだ。
遠くからでも実在感をもって会議ができる、そんなビジネス向けサービスも展開したいと考えられている。
例えば、オンラインで洋服を買う場合、実際に手に取ったり試着ができないという課題があるが、EmbodyMeの自分そのままのアバターで洋服を手に取って試着ができれば、リアル店舗に行く必要性がない!そんな展開を作り上げたいと考えているようである。
尚、Paneo株式会社は2016年6月に設立し、インキュベイトファンドから9000万円の資金調達を実施したことも、本リリースで合わせて発表している。
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