
<ドジャース-パドレス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム
ついに投打二刀流が復活した。ドジャース大谷翔平投手(30)が、本拠地でのパドレス戦に「1番投手」でスタメンに名を連ねた。
投手としての出場は、エンゼルス時代の23年8月23日レッズ戦(エンゼルスタジアム=2番投手)以来663日ぶり、メジャー通算87試合目。ドジャース移籍後では初めてとなった。
エ軍在籍時にドジャースタジアムでの登板はなく、同球場では初登板となる。「1番投手」での出場は、23年6月2日アストロズ戦以来、745日ぶりとなった。
大谷は10勝を挙げた23年、9月に自身2度目となる右肘の手術を受けた。そこから約19カ月かけてリハビリを行い、ようやくマウンドに戻ってきた。先発で1イニング程度の投球が予定されている。
★大谷の手術後の経過
23年9月19日 2度目の右肘手術。
24年3月25日 キャッチボール再開。
8月24日 手術後初のブルペン入り。
9月21日 8度目で年内最後のブルペン。
11月5日 WSで負傷した左肩を手術。
25年2月15日 キャンプでブルペン入り。
25日 4度目で開幕前最後のブルペン。打者調整優先のため投手調整のペースを落とす。
3月29日 開幕後初のブルペン入り。
5月10日 調整再開後10度目のブルペン。イニング間を想定したインターバルを挟んで35球。
17日 ブルペンで術後最多の50球。
20日 キャッチボールでの調整で、肘への負担がかかりやすいスライダーを2月以来に解禁。
25日 手術後初のライブBPに登板。エンゼルス時代の23年8月以来の打者との対戦。延べ5人に22球。
31日 2度目のライブBPで、移籍後初めてドジャースタジアムで登板。2回想定で延べ7人に29球。
6月10日 3度目のライブBP。3回想定で延べ11人に44球。