Sigtrap Gamesの共同創設者が「私たちは自分たちをVRスタジオだと思っていません。」とコメント、その意図とは?
Sigtrap Gamesとは
Sigtrap Gamesとは、VRゲーム『Sublevel Zero』を開発し、他にもVRコンテンツ制作のプロジェクトを持っているVRスタジオである。
しかし、海外メディアのVR FocusがSigtrap Games共同創設者のLuke Thompson氏にインタビューを行ったところ、それを否定するようなコメントを残した。
VRタイトル制作で有名といえど、それがそのスタジオの在り方であるとは限らないようだ。
『Sublevel Zero』について
Sigtrap Gamesの代表作である『Sublevel Zero』は、一人称のローグライクシューティングゲームである。
6視点が自由で、もともとは「Descent」や「Forsaken」といったタイトルからインスパイアを受けて制作されたタイトル。
Sigtrap Gamesがこのタイトルを配信したのは2015年10月のことで、OculusRift、そしてHTC社のVive対応にベータを配信した。
プレイヤーが戦闘機の操縦士となって敵を倒すゲームである。
Sigtrap Games、共同創設者のコメント
Sigtrap Games、共同創設者のLuke Thompson氏は、自身のスタジオについて以下のようにコメントしている。
「私たちは自分たちをVRだけのスタジオだとは思っていません。
しかし現在のところ、私たちが開発したいゲームはVR技術にあります。
人類はまだ、VRが秘める可能性を具現化できていません。
そして、私たちがやりたいことは、まさにそれなのです。
消費者が他のスタジオが制作したゲームではできないことを、私たちがやりたいのです。」
他のスタジオではできないことがやりたい、その分野としてVRを選んだだけであっただけで、本質的にはVRスタジオではないのだということであると解釈できる。
参照:Vrfocus
URL:https://www.vrfocus.com/2017/01/sigtrap-games-we-dont-see-ourselves-as-a-vr-studio/
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