今月12日、360度映像の関連ソフトウェアを提供してきたPixvanaが、360度映像の統合環境『Spin Studio』を発表した。
『Spin Studio』は12月12日にベータテストの登録受付が開始され、現在は登録のみで利用することはできない。テスト開始時期は、プレスリリースによると2017年の第1四半期、登録画面では2017年の早い時期となっている。
FAQでも使用開始は2017年の早い時期になると回答されている。
この『Spin Studio』には、9月にローンチされた『Spin Publisher』と『Spin Player』が含まれる他、『Spin Stitch』、『Spin Story』、『Spin Finish』が新しく用意される。それぞれのツールが持つ役割は次の通りだ。
- 『Spin Stitch』
- 『Spin Story』
- 『Spin Finish』
- 『Spin Publisher』
- 『Spin Player』
映像を同期させ、つなぎ合わせるためのツール。ブラウザとヘッドセットの両方から、360度映像の見栄えを確認できる。
映像のトリミングやエフェクトの追加といったメインの編集作業を行う。
露出の調整やシャープネス処理といった補正をして映像を仕上げる。
ワンボタンで映像のエンコードを行う。Pixvanaが持つFOVASと呼ばれる技術を使用してフォーカスを調整している。
全てのヘッドセットで低レイテンシーでのVR体験を可能にする。
『Spin Studio』はデスクトップアプリではなくWindowsまたはMacのChromeブラウザから利用するので、いつでもどこでも作業ができるという。また、クラウド内の高性能なGPUを使用しているのでデスクトップ版を作成することはないとしている。
参照元サイト名:Pixvana
URL:https://www.pixvana.com/
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