HTC NIPPON株式会社は2022年12月15日(木)、メタバースコミュニケーションサービスの「バーチャルキャスト」が、VIVE Focus 3のアイ・フェイシャルトラッカーに対応したことを発表しました。
これにより、アバターの目や表情を自由に動かすことができるようになっています。
VIVE Focus 3のフェイシャルトラッキング対応へ
今回バーチャルキャストが対応した「アイ・フェイシャルトラッカー」は、HTC NIPPONが今年9月に発売したVRHMD「VIVE Focus 3」専用のトラッキング強化デバイスで、今月15日より、VIVE Businessストリーミング経由のVIVEのアイ・フェイシャルトラッカーランタイム「SR Runtime」に対応しています。
細かい顔の動きが再現可能に
今回の対応で、VIVE Pro Eye向けに開発されたアプリケーションがVIVE Focus 3でも利用できるようになっており、同HMDを使用しているバーチャルキャストユーザーでも、
・口の動きや目線
・まばたき
を自身のアバターに再現できるようになっています。
VIVE Focus 3とSR Runtime更新について(公式)
アイ・フェイシャルトラッキングで新しい表現を
この「アイ・フェイシャルトラッキング」は、OSC対応のVRChatやSR Runtime対応のバーチャルモーションキャプチャーなどで、VR空間上のアバター(3Dキャラクター)に自分自身の顔や口元の動きを生かした新しい表現手段として、トラッカーアクセサリーに活用することができます。
「バーチャルキャスト」とは
今回トラッキング機能が使えるようになった「バーチャルキャスト」は、時間や場所に囚われず全国各地のユーザーと共に非日常な日常を体験できるメタバースコミュニケーションサービスで、
・集まって特別な体験ができるイベント
・友だちが作ったVRで遊べるゲーム
・楽しい瞬間を映した写真や映像
・思い出の共有
・遊びや思い出が詰まった自分だけの部屋
といった、幅広い楽しみを体験することができます。
まとめ
VIVE Focus 3のアイ・フェイシャルトラッカー機能が、メタバースサービスの「バーチャルキャスト」に対応しました。
これにより、まばたきや目・口の動きなど、細かい動きがバーチャルキャストのVIVE Focus 3ユーザーでも再現できるようになっています。
深みのあるコミュニケーションを、ぜひ体験してみてください。
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