一般社団法人 日本社会人アメリカンフットボール協会は、2021年11月27日(土)に行われる”X1 SUPER”最終節・IBM BIG BLUE vs 東京ガスクリエイターズ戦において、VR技術を活用した試合のライブ配信の実証実験を行うことを発表しました。
XリーグTVの有料会員が対象で、PCやAndroidスマホから視聴することができます。
日本アメフト初のVRライブ配信を実証実験へ
今回行われるVRライブ配信の実証実験は、日本社会人アメリカンフットボール協会による日本アメフト界初となるもので、配信サービス”XリーグTV”有料会員を対象に、VR空間上のスタジアム「X League Virtual Stadium」にて行われます。
動作環境は
・Windows、Mac搭載のPC
・Androidの携帯端末
で、会員には26日(金)18時頃にメールにてバーチャルスタジアムへの入口のサイトのURLが配信。
WEBブラウザから無料で簡単にアクセスすることが可能です。
X1 SUPER最終節の激戦をライブ配信
この実証実験で配信される”X1 SUPER”は、日本社会人アメリカンフットボールにおけるトップリーグで、”アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル⽣命杯 第75回ライスボウル”への出場権が懸かったセミファイナルへの進出を争う、シーズン終盤戦の激しい戦いが繰り広げられています。
今回のVRライブ配信では、11月27日(土)に行われるX1 SUPER最終節”IBM BIG BLUE vs 東京ガスクリエイターズ”の試合が配信されます。
なおこの実証実験は、日本のアメリカンフットボールでは初の試みとなっています。
「X League Virtual Stadium」とは
今回の実証実験が行われる「X League Virtual Stadium(Xリーグバーチャルスタジアム)」は、XリーグTVでの試合のライブ配信に加えて、
・リアルタイムのテキスト解説やQ&A
・両チームの各種コンテンツ
がバーチャル上で提供され、これまでにないファンエクスペリエンスをワンストップで体験することができるサービスです。
アメフトの魅力を体験
ここではバーチャルならではの華やかなスタジアム演出が施されており、この試合のためにデザインされた様々なコンテンツが展開されていきます。
スタジアムに足を運んだ瞬間からアメフトの熱気と臨場感を感じることができ、これまでにない試合観戦を体験できます
レベルに応じた観戦スペースと実況解説
来場者の観戦レベルに応じて
・超初級
・初級
・中上級
の3つの部屋が用意されており、試合中継を補完する形で、元アメフト選手によるテキストでの実況解説が行われます。
ここでは、アメフトのルールやプレー・勝敗のポイント・プレーで目立った選手の情報などが、各観戦スペースのレベルに応じて解説されていきます。
スペース内では参加者同士のコミュニケーションが可能
各スペース内には同じ観戦レベルのファンたちが集まるため、一切遠慮することなくテキストによるQ&Aを行うことができます。
質問だけではなくテキストや絵文字を使用することも可能で、その時の感情をファンたちと共有して試合を盛り上げることができます。
両チームの様々なコンテンツへのアクセス
試合の合間には、選手やチアリーダーの様々なコンテンツにアクセスすることが可能で、選手も登場する、ここでしか見られない動画コンテンツを見る事もできます。
まとめ
日本アメフト初となるVRライブ配信の実証実験が、11月17日の14:00から「X League Virtual Stadium」にて行われます。
この実証実験はXリーグTV有料会員を対象に行われるもので、バーチャル上のスタジアムで試合の観戦やチームコンテンツを楽しむことができます。
これが実用化されれば、気兼ねなく斬新な試合観戦ができるようになりそうですね。
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