ティフォン株式会社は、株式会社新潟放送、株式会社ゴールデン佐渡、新潟・佐渡観光推進機構株式会社と共同で、「史跡 佐渡金山(新潟県佐渡市)」を舞台に坑道内で体験できるMRアトラクション『ISLAND MIRRORGE(アイランド・ミラージュ)』を、2021年4月16日(金)にグランドオープンすることを発表しました。
『ISLAND MIRRORGE』とは?
『ISLAND MIRRORGE』は、神秘の離島「佐渡島」にある『史跡 佐渡金山』の坑道内を実際に歩きながら体験する、ウォークスルー型アトラクションです。
本事業は、経済産業省のコンテンツグローバル需要創出等促進事業補助金、先進性の高いコンテンツの開発・制作・発信を行う事業の支援を受け、最新のMR技術によって、国内外に日本の歴史遺産の魅力を発信することを目的としています。
また、体験料の一部は、佐渡の世界遺産登録に向けた活動資金として寄付されます。
歴史遺産×XR
眼鏡をかけるとそこはまるで異世界。
最先端技術が集約されたMRグラス「NrealLight」とプロジェクションマッピングによる空間演出が、訪問者を幻想の世界へと誘います。
これまでに体験したことのない、魔法の『時』を体験できるアトラクションです。
歴史遺産での導入は世界初
『ISLAND MIRRORGE』で活用されるMR技術は、複雑な地形での空間移動が可能で、MRグラス「NrealLight」を使用した空間移動型のMR常設展示を実際の歴史遺産で導入するのは世界初の試みとなっています。
アトラクション概要
タイトル:ISLAND MIRRORGE(アイランド・ミラージュ)異世界への洞窟探検
開始日:2021年4月16日(金)~
チケット料金:〈前売〉3,000円(税込)/ 当日:3,300円(税込)
※道遊坑入場料900円込み
「史跡 佐渡金山」について
新潟県の離島、佐渡島にある「佐渡金山」は、1601年の開山以来、徳川幕府直轄の天領として小判の製造が行われるなど、江戸幕府の財政を支えました。
1869年には官営化、1889年には宮内省御料局管轄の皇室財産となり、日本の近代化に貢献、その後1896年には三菱合資会社に払い下げられ、日本最大の金銀山として、最盛期には約1500kgの金と約25tの銀を生産しました。
1989年に資源枯渇のため操業が休止され、400年近くに及ぶその歴史に幕を下ろしました。
その歴史的価値の高さから2010年にはユネスコ世界遺産暫定リストに加えられ、本登録を目指しています。
引用元:プレスリリース
まとめ
ティフォン社が世界遺産登録を目指す「史跡 佐渡金山」のために、新潟の観光業界・放送局とタッグを組んで開発したMRアトラクションです。
坑道内はかなり入り組んでいますが、今回取り入れられたMR技術では複雑な地形での空間移動が可能で、「NrealLight」を使用した空間移動型のMR常設展示を実際の歴史遺産で導入するのは、今回が世界初となってます。
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