アイキャッチ画像:VR Scout

ランナーにとってのトレーニングは自分よりも少し速いパートナーと並走することで効果が最大化します。

しかし、新型コロナウィルスの感染拡大により他人との距離を取る社会的必要性があることから、適切なトレーニングパートナーを見つけるのも困難な状況です。

そんな中、独自のホログラフィックトレーニングパートナーを提供するARグラスGhost Pacerが注目を集めています。


ランナーがランナーのために設計したGhost Pacer

 

Ghost Pacerはランナー向けに特別に設計されたARヘッドセットです。

「史上最軽量」のわずか90gという重量ながら、3D空間でリアルなアバターを作成する処理能力があります。

ユーザーはこのアバターが進行するルートと速度を選択して、リアルタイムで並走・競争することができます。

フィットネスアプリStravaと連携させることで、ユーザーは以前のワークアウトから過去の自分や友達の経路と速度を再現するアバターと競うことも可能です。

経験豊富なクロスカントリーランナーでもあるエンジニアでGhost PacerのCEO、bdurRahman Bhatti氏は、次のクロスカントリーシーズンに向けて一人でトレーニングしているときにGhost Pacerの構想を思いついたと語ります。

一人で走るときに比べると仲間とランニングする場合の方がトレーニング効果が高いことに気付き、仲間とのスケジュールを調整するのが難しい場合のためのバーチャルパートナーというアイデアが生まれたとのことです。

Ghost PacerのPV




アフターコロナ時代のフィットネスに活用も

 

新型コロナウィルスの世界的な流行の中でxRを使った「新しい生活様式」のサポート事例が多く登場しています。

そんな中でxRの導入が遅れているのがフィットネス業界です。

Ghost Pacerはそんなフィットネスの分野で大きなxRソリューションとなる可能性を秘めています。

コロナウイルスのパンデミックにより、在宅勤務が増えたことで勤務スケジュールが以前より柔軟に、より多様になるにつれて、オンデマンドフィットネステクノロジーの必要性が高まっています。

とAbdurRahman Bhatti氏は分析し、さらに

ポージングが重要なより動作が遅いヨガや理学療法などの分野には重大な影響があります。(現在屋外活動に重点を置いているGhost Pacerの)次のステップとして屋内対応テクノロジーへの移行を積極的にターゲットと考えています。

と語っています。

実際、Kickstarterにおいて行われたGhost Pacerのクラウドファンディングは当初の資金調達目標である25,000 ドルを22,464ドル上回っており、ランナーのみならず多くのトレーニーが期待を寄せているようです。

まとめ

新型コロナウィルスの感染拡大の状況下で思ったようにトレーニングができないランナーは多いようです。

Ghost PacerはARを使うことでペースメーカーと一緒に走るのと同じトレーニング効果が期待できます。

今のところ屋外のランニングでの利用が中心となっていますが、例えば筋力トレーニングもARトレーナーを使うことでしっかり筋肉に効かせるトレーニングを一人で行うことができるのではないでしょうか。

今後の普及が大いに待たれますね。

参考:Ghost Pacer Headset Offers Runners Their Own Holographic Training Partner[VR Scout]








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情報提供元:VR Inside
記事名:「バーチャルパートナーと一緒にトレーニング!世界初のランナー用ARグラスGhost Pacer登場