この記事ではプログラミング教室「テックアカデミージュニア」の特長やコースの種類、内容、取り扱う教材などを紹介しています。
プログラミング教室をお探しの方、テックアカデミージュニアが気になっているけど決めかねている方、コースで迷われている方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
目次
テックアカデミージュニアとは
テックアカデミージュニアは、全国に教室を展開する小中高生向けプログラミング教室です。
全国に展開する通いの教室(オフライン)の他にオンライン教室も展開しています。
オンライン教室では、分からないことがあったら先生の代わりに現役エンジニアのメンターにチャットで質問することができます。さらに、月に2回のアクティブラーニング(※)を行い、子どもたちの学びをサポートします。
- 種類:通いの教室(オフライン)/ オンライン教室
- 価格:各コース、各教室ごとに異なるため要問い合わせ
- コース:入門・初級・中級・上級、合わせて7コース
※アクティブラーニング=オンラインにて生徒複数名でお互いの作品をみて感想を言い合ったり、フィードバックをする活動。
テックアカデミージュニアの特長
テックアカデミージュニアの特長は、一人ひとりのペースに合わせた学習環境を提供していること。
そのため子どもたちの学習効果を最大限に高めることができます。
当然のことながら子どもによって理解度や学習するスピードは異なります。
そのためテックアカデミージュニアでは、自分のペースで学習を進められて、子どもだけでも理解しやすいように動画とWebテキストでカリキュラムを構成しています。カリキュラムは現役のエンジニアが監修し、わかりやすく実践的な内容となっています。
子どもそれぞれに合った学習環境を提供することで学習意欲が高まり、より積極的に取り組む姿勢が生まれ、自ら学ぼうという「主体的な学び」が促進されます。
また、プログラミング学習を通じて、自ら課題を「発見」し、課題解決に向けた「試行錯誤」を何度も行うことで、できた時の「成功体験」を積み重ねることができます。
スモールステップで成功体験を積み重ねることは子どもたちの自信にもつながりますよ。
カリキュラム〈7コース〉を紹介
初級〜中級ではScratchを活用して、プログラミングがどのようなものかをゲームやアプリケーションをつくりながら学んでいきます。同時に自分の考えたアイデアを具現化する力なども育みます。
より実践的に学びたい子には、世界的に使用されているプログラミング言語「Ruby」や「JavaScript」などが学べる上級コースもあります。プログラミング学習を通じて、身近な課題を解決するWebアプリケーションをつくったり、自分がつくりたいゲームをつくることで、将来の可能性を育んでいきます。
それではテックアカデミージュニアの7つのコースを一つずつ紹介します。
〈入門〉プログラミング入門コース with マインクラフト
受講対象:9歳~(推奨)
- キーボードやマウスの操作に慣れるパソコン入門レベル
- 全世界の子どもに大人気の「マインクラフト」を使用
- 適宜、動画が配置されていて学習を進めやすい設計
- ゲーム感覚でプログラミングの基本を一通り習得可能
〈初級〉Springi’(スプリンギン)コース
※画像準備中
受講対象:7歳~(推奨)
- プログラミングが初めての人におすすめ、想像力を育む
- iOS専用アプリ「Springin’(スプリンギン)」を使用
- 自分で描いた絵に属性(重力など)の効果をつけてゲームや動く絵本がつくれる
- ビジュアルプログラミングなので未経験者の学習に最適
- 丁寧な解説(全ルビつき)テキストがあるで安心して学習を進めることができます
〈初級〉はじめてのScratchコース
受講対象:9歳~(推奨)
- 初めての人におすすめ、プログラミングの基礎を学ぶ
- ビジュアル言語教材の「Scratch(スクラッチ)」を使用
- ブロックを組み合わせてできるプログラミング
- ゲームやアニメーションを作りながら飽きずに学ぶ
- 動画の解説付きで文字を読むのが苦手でも大丈夫◎
〈中級〉Scratchマスターコース
受講対象:10歳~(推奨)
- より本格的に学びたい方におすすめの中級レベル
- ビジュアル言語教材の「Scratch(スクラッチ)」を使用
- ブロックを組み合わせてコンピューターの制御を学ぶ
- 目覚まし時計、計算ゲームなどをプログラミングして開発
- プログラミングを学ぶことで論理的思考/創造力が身につく
〈上級〉Webアプリコース
受講対象:11歳~(推奨)
- 実践的なWebプログラミングを学習する上級レベル
- 世界で用いられるテキスト言語「Ruby(ルビー)」を使用
- 現役のエンジニアが子どもたちを遠隔でサポート
- 基礎文法を学び、挨拶ロボットアプリなど簡易的なWebアプリを開発
〈上級〉ゲームアプリコース
受講対象:11歳~(推奨)
- 実践的なゲームプログラミングを学習する上級レベル
- 世界で用いられる「JavaScript(ジャバスクリプト)」を使用
- 現役のエンジニアが子どもたちを遠隔でサポート
- 基礎の文法を習得し、シューティングゲームなどのゲームアプリを開発
〈上級〉Pythonロボティクスコース
受講対象:11歳~(推奨)
- 実践的なゲームプログラミングを学習する上級レベル
- 世界で用いられるテキスト言語「Python(パイソン)」を使用
- 現役のエンジニアが子どもたちを遠隔でサポート
- 基礎の文法に交え、簡単なロボット制御を並行して学習
テックアカデミージュニアで使用する教材紹介
ここではテックアカデミージュニアのカリキュラムで使用している教材を紹介します。
教材から子どもが気にいるものを探して、コースを選んでもいいですね。
それでは主となる3つの教材を紹介します。
1)Scratch(スクラッチ)
- ツールタイプ:ビジュアル言語
- コスト:無料
- 動作環境:ブラウザ, Windows
- オフライン版の有無:有
- 日本語対応:有
- 開発元:MITメディア・ラボ
- 対象年齢:8〜16歳
Scratch(スクラッチ)はアメリカ、マサチューセッツ工科大学のメディアラボで開発され、無償で公開しているビジュアルプログラミング言語です。
スクラッチは難しいテキスト言語を打ち込むことなく、画面上のブロックをつなぎ合わせるだけでオリジナルのアニメーションやゲームなどを自由につくることができます!
主にマウスを使用してプログラミングを行うため、キーボード操作に不慣れな小学生でも簡単に操作可能です。
「10歩動かす」「1秒待つ」というような、あらかじめ準備されている命令ブロックを組み合わせてプログラムを作ることができ、ブロックを組み換えるように順序を変えたり、ブロックを足したりできるので、間違えても簡単にやり直すことができます。
作ったプログラムを実行して実際に動作確認をしながら、修正しては実行するトライ&エラーの作業が、PCまたはタブレットの画面上だけで手軽に行えるので、小学生やプログラミング初心者におすすめです◎
自由に遊びながらプログラミングの基本を学ぶことで、発想力や自己表現力が自然と身に付きますよ。
作ったオリジナルの作品は、スクラッチ専用サイトで世界のユーザーに共有することができ、ネットリテラシーの学習も期待できます。
2)Springin’(スプリンギン)
- ツールタイプ:テキスト言語、ビジュアル言語
- コスト:無料
- 動作環境:iOS(iPhone・iPadのみ)
- オフライン版の有無:無
- 日本語対応:有
- 開発元:株式会社しくみデザイン
- 対象年齢:4歳〜大人まで
Springin(スプリンギン)は、株式会社しくみデザインが開発したiOSアプリでiPhoneやiPad上で操作するビジュアルプログラミング言語です。
画面に指で絵をかいたり、アイコンをタッチするシンプルな操作で簡単にプログラミングを行うことができます!
iPhoneやiPadがあれば無料ですぐに利用できる手軽さと、直観的な操作でプログラミングできるのが特長です。
自分で描いた画面上の絵にタッチするというシンプルな操作で、「重力」「回転」「タッチされたら○○を動かす」というような様々な機能や性能を実装でき、アイテム同士の関係を工夫することで子どもでも簡単にゲームや絵本、パズルなどを作成できます。
独自のビジュアルプログラミング方式でプログラミングを学習している感覚なく、子どもがゲームを作る楽しさに集中できる教材となっています。学習につまずいたとしても、使い方を教えてくれるガイドが充実していて使いやすいです。
3)Minecraft(マインクラフト)
- ツールタイプ:ゲーム
- コスト:有料
- 動作環境:iOS, Windows, Android
- オフライン版の有無:無
- 日本語対応:有
- 開発元:Microsoft
- 対象年代:6〜15歳
Minecraft (マインクラフト・略称「マイクラ」)は、マルクス・ペルソンとMojang Studiosの社員がテキスト言語である「Java」を用いて開発したサンドボックスビデオゲームで、ものづくりゲームの一種。
PC版、スマホ版、家庭用ゲーム機版などといった多種多様の環境に対応しており、世界中で人気のゲームです!
プログラミング教育、情報教育、協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションMinecraft: Education Edition(教育版マインクラフト)もあります。
マインクラフトゲームの中の世界はすべてブロックのようなパーツで出来ており、ブロックを壊すことで素材を手に入れて建物や家具などを作ったり、ブロックを組み合わせることでオリジナルの世界を構築したりすることができます。
さらに自分が作った世界を冒険したり、他のユーザーが作った世界に行ってみたり、一緒に遊んだりすることができるのでゲーム好きな子どもたちのプログラミング学習の入り口としておすすめ◎
子ども自身が創意工夫を凝らして遊びながらプログラミングを学ぶことができますよ。
テックアカデミージュニアで身に付く〈6つのこと〉
ここまでテックアカデミージュニアの特長やカリキュラムの7つのコースを紹介してきましたが、いかがでしたか?
テックアカデミージュニア受講生の方々はみんな、プログラミング学習を通じて技術の取得はもちろんですが、プログラミング以外にも自信が持てるようになったり、根気強くなったり、ロジカルシンキングが身についたり、それぞれ違いはありますが成長を感じていただけているようです。
それでは最後に、テックアカデミージュニアで身に付くこと、メリットをまとめておきます。
- 学習力:主体的に考え学習する力が身に付き、他教科の学力アップに繋がる
- 質問力:わからないことを伝える力が身に付く
- 積極力:「できた」という成功体験が自信につながる
- 自己表現力:自らの力で作品を形にすることで自己表現力が身に付く
- 問題解決力:問題の原因を探り、解決へと導く力が身に付く
- 論理的思考力:自分が意図する活動を実現するためにはどうすべきか順序立てて考える力が身に付く
これらの力はすべて、大人になる過程でも社会人になっても必ず役に立つスキルなので早いうちから身につけておいて損はありません。
子どもがプログラミングに少しでも興味があるようなら習い事として、プログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか?
この記事がお子さまの成長や可能性を広げるきっかけになれば幸いです。
︎子どもにプログラミング学習が向いているか、適性をチェックしたい
The post テックアカデミージュニアってどうなの?コースや教材をチェック! first appeared on TechAcademyマガジン.