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富士通など、世界初 スーパーコンピュータ「富岳」を用いてグラフ解析性能200 TeraTEPSを突破


理化学研究所、東京科学大学、フィックスターズ、日本電信電話、富士通の共同研究グループは、スーパーコンピュータ「富岳」が国際的な性能ランキングGraph500のBFS部門で世界第1位を獲得したと発表しました。「富岳」はこれで10期連続での1位となり、今回紀録した約204 TeraTEPSは200 TeraTEPSを初めて突破しました。この性能向上は、ビッグデータ解析に不可欠な大規模グラフ解析の能力を示す重要な成果です。発表はアトランタでの国際会議SC24で行われ、共同研究グループは今後も「富岳」を利用した技術開発を進めるとしています。

東京, 2024年11月18日 - (JCN Newswire) - 理化学研究所、東京科学大学、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社、富士通株式会社による共同研究グループ※は、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-First Search:幅優先探索)部門において、スーパーコンピュータ「富岳」(注1)の測定結果を大幅に向上させ、世界第1位を獲得しました。「富岳」としては10期連続での世界第1位となります。今回達成した性能は約204 TeraTEPS(テラテップス)(注2)で、世界で初めて200 TeraTEPSを上回りました。

このランキングは、現在米国ジョージア州アトランタのジョージア・ワールド・コングレス・センターおよびオンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算)に関する国際会議「SC24」にて、Graph500 Committeeから発表されました。また、SC24では本測定の詳細に関する論文を共同研究グループから発表します。

大規模グラフ解析の性能は大規模かつ複雑なデータ処理が求められるビッグデータの解析における重要な指標です。共同研究グループは「富岳」を用いた大規模グラフ処理技術の開発を引き続き進めていきます。

URL https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/11/18-1.html 


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