TOKYO, Nov 9, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と三菱電機ビルソリューションズ株式会社は、桑原電工株式会社(代表取締役社長 桑原 賢史朗、本社:北海道北見市)が建設した複合施設「KIT FRONT(キットフロント)」(6月22日竣工、7月4日グランドオープン)向けに、ZEB※1化に貢献する設備・システムを納入し、このたび「KIT FRONT」がNearly ZEB ※2認証を取得しましたのでお知らせします。今回、基準一次エネルギー消費量※3に対して82.0%の省エネを達成し、日本最北※4のNearly ZEB の建物となります。
三菱電機は、ZEB プランナー※5として数多くのZEBプランニングを実施していますが、「KIT FRONT」は、三菱電機として北海道初のZEBプランニング案件となります。
ビルにおけるエネルギー消費量は、空調が占める割合が大きく、特に積雪寒冷地においては暖房に要するエネルギー消費割合が高いため、建物のZEB化には地中熱などの自然エネルギーの導入が多くなり、その結果、初期の設備導入コストが高くなるという課題がありました。同ビルでは、空調を高効率な寒冷地向けパッケージエアコンで構成し、併せて、高効率な換気・照明機器やBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)など、三菱電機グループが提供する高効率な設備・機器・システムを効果的に組み合わせることで、地中熱を導入することなく58.6%の省エネを達成、さらに太陽光発電による創エネを組み合わせて、Nearly ZEB を達成しました。
また、同ビルには、奥行き感のある青空を表現する青空照明(R)「misola(R)(みそら)」や、床面へのアニメーションライティングにより来場者の誘導を行う「てらすガイド®」を設置するなど、同ビルで働く人やそこに訪れた人が快適に過ごせる環境づくりに貢献しています。
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概要:三菱電機株式会社
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