Toyota City, Japan, Apr 28, 2022 - (JCN Newswire) - TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、来週末ベルギーで行われる2022年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースでの勝利を目指し、チームの本拠地からほど近い、スパ・フランコルシャン・サーキットへと向かいます。
先月、米国セブリングで行われた開幕戦は、WECのディフェンディングチャンピオンチームであるTGRにとって厳しい結果となりました。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の駆るGR010 HYBRID 8号車の2位フィニッシュが最高位で、ハイパーカー GR010 HYBRIDデビュー以来の連勝記録は途絶えました。
開幕戦では、ディフェンディングチャンピオンであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るGR010 HYBRID 7号車が、レース中に激しいアクシデントに見舞われてリタイアを喫し、GR010 HYBRIDは8号車の1台しかチェッカーを受けることができませんでした。この結果を受け、第2戦スパでは7号車には完全な新車が投入されます。
TOYOTA GAZOO Racing WECチームの本拠地があるドイツ・ケルンは、伝統のサーキットであるスパ・フランコルシャンから120kmほどしか離れておらず、スパは、ホームとも言えるコースです。シーズン最大のイベントであるル・マン24時間レースの前哨戦となる今大会、TGRは更なる好結果を目指して臨みます。
スパはTGR WECチームにとってのホームレースのひとつであると同時に、チームが良い結果を多く獲得してきたコースでもあります。スパで初めてWECのレースを戦った2013年以来、チームは通算6勝を挙げており、来週末はスパ6連勝を目指します。
今季よりTGR WECチームのレギュラードライバーとなった平川亮は、デビュー戦となった前戦セブリングで、2位表彰台に貢献する印象的な活躍を見せました。平川にとって、セブリングは初のコースでしたが、スパでは何度もレースを戦った経験を持っており、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦時、同シリーズのスパ大会で、2016年には3位、翌年は2位表彰台を獲得と好成績を収めています。
来週末行われるWECスパ6時間レースは、全長7.004kmのサーキットの一部が改修されてから最初のメジャーイベントとなります。この改修は安全性を高めるために行われ、主な変更点は、このコースの最大の特徴でもあるオー・ルージュからラディオンへと続く箇所で、待避エリア、ランオフエリアが拡大されると共にコース路面も再舗装されました。
今大会に出場する全ドライバーは、この改修されたコースを5月5日(木)夕方に行われる90分間の公式練習走行で初めて走ることになります。翌6日(金)は2度の公式練習走行に続いて、午後6時40分からの予選と忙しい一日になります。この予選で決勝のスターティンググリッドが決定され、7日(土)午後1時に6時間レースのスタートが切られます。
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https://toyotagazooracing.com/jp/wec/release/2022/rd02-preview/
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