明けましておめでとうございます。
年頭にあたりご挨拶申し上げます。
昨年を振り返ると、社会経済活動は回復基調に転じ、大幅な賃上げが実現しました。しかし、急激な物価上昇に伴い、賃金の伸びが追いついていないため、全世代がその実感を得られていないのが現実です。今後も「人への投資」の重要性を再認識し、変化の激しい時代に対応できる人材の育成に注力することが不可欠です。
2025年には私たちを取り巻く環境が大きく変わると予想されています。年初には米国の政権交代を背景に、国際環境においては経済・金融・外交などの面での変動が見込まれています。また、国内に目を向けると、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題によって、労働力の低下や社会保障の負担が増加するでしょう。過去の延長線上では対応できない時代が到来し、多くの企業や個人が企業の変革や自己変革を迫られるでしょう。
DXマガジンは、「DX実践者を成功に導く羅針盤」としてメディアコンセプトを刷新し、活動を続けて参りました。コラム、セミナー、インタビュー、ニュースなどのコンテンツを充実させ、昨年末には月間150万PVを超えるメディアに成長しました。また、コラム連載から「仕事の心得(2024年2月発刊)」、「成長の心得(2024年9月発刊)」、「リーダーの心得(2025年2月発刊予定)」といった書籍を出版することができました。
今年は「DX実践者を成功に導く羅針盤」に一層の磨きをかけてまいります。予測困難な時代において、読者の未来を照らすメディアとして、企業や個人の変革の糧となることを目指します。具体的には、読者のニーズに応えるコラム、セミナー、インタビュー、ニュースを増やし、より実践的なコンテンツの質向上に努めてまいります。
最後に、2025年が皆様にとって素晴らしい年となることを心より祈念し、年頭の挨拶を締めくくります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年1月6日
株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役社長
兼 DXマガジン総編集長
鈴木康弘