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【広島】ドラ1佐々木泰が出世部屋「104」号室入室 祖父作成の記事ファイル持ち込み決意新た


広島カープのドラフト1位、佐々木泰選手がアスリートとして新たな一歩を踏み出しました。彼は広島廿日市にある大野2軍寮の「出世部屋」として知られる104号室に入寮。ここは佐々木の1学年上の青学大出身の先輩も過ごした部屋です。彼持参のファイルには、祖父が彼の高校時代の新聞や雑誌の記事を切り貼りしたものが収録されています。彼の左肩の怪我は徐々に回復段階にあり、手術の回避が決まりました。「すべての試合で注目されるような活躍をしたい」と意気込む佐々木選手。新人合同自主トレーニングが始まる中、シーズンに向けて慎重に準備を進めています。

入寮した広島ドラフト1位の佐々木の部屋は104号室(撮影・加藤孝規)

広島の新人8選手が広島・廿日市内の大野2軍寮に入寮した。

ドラフト1位の青学大・佐々木泰内野手(22=県岐阜商)は、青学大の1学年上の常広も過ごした出世部屋「104」号室に入室。

部屋には祖父が高校時代からの新聞や雑誌の記事を切り貼りして作成したファイルを持ち込んだ。正月には「(佐々木のプロ野球人生を)生きがいに今、頑張って生きとる」と言葉をもらい「つまずいたときとか、悩んでいるときとかに、応援してくれている人がいるんだなと見返したい。プロ野球版もつくってもらえるように。毎試合、記事に取り上げられるくらいの活躍ができれば」と、決意新たにプロの扉を開いた。

昨年11月の神宮大会準々決勝で負傷した左肩の状態は徐々に回復している。5日には地元の大学のグラウンドを借りて初打ちを行い、前日6日には都内の病院で検査を受けた。手術は回避し、シーズン開幕を見据える。「まだ100(%)ではないですけど、ここから徐々に出力を上げてやっていければ」。8日からは新人合同自主トレが始まるが、照準はあくまでシーズン。はやる気持ちを抑え、慎重に歩を進めていく。【前原淳】

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