元衆院議員の金子恵美氏(46)が8日、水曜レギュラーを務めるABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分)に夫で元衆院議員の宮崎謙介氏(43)とともに生出演した。
番組では「2025年 石破政権はどうなる」と2人が徹底解説した。
少数与党の石破政権は今夏の参院選を控えている。支持率が低迷する石破政権で、参院選で与党過半数割れとなった場合、宮崎氏は「これはひっくり返ってしまう。政権交代は大いにあり得る」。石破首相の進退についても「惨敗なので、退陣は避けられない」と斬り捨てた。
「石破外交」についても、トランプ次期大統領ともいまだ会談できていないことについて、安倍元首相はトランプ氏が1期目の大統領選に当選後、すぐに会談したことに触れ、宮崎氏は「安倍さんはパッと動いたという印象はあったけど、それができない石破さんはかなり、軽視されているというか、大事にされていない」と話した。トランプ氏は各国首脳と次々に会談しているが、会談が実現していないことに「情けなくて」と嘆いた。
金子氏は石破氏の一連のトランプ氏との会談に対する、これまでのコメントに「言葉遊びではないけど、けっこう言葉が軽いよね。ちょっと思いつきで言ってしまうところとかが、危ないな。外交とかとくに気をつけてもらわないといけない」と冷ややかに言った。
APEC首脳会議で、石破首相が自席に座ったまま、複数の外国首脳と握手する映像がSNSで拡散され、物議を醸した。
宮崎氏は「みんな不安ですよね。私も不安ですし」と話すと、金子氏は「息子も不安だったよね。うちは家庭でけっこう、(政治の)話をする」に、宮崎氏は「なんで立たないんだって」と息子の意見を代弁した。
議員時代に受けた石破氏の印象として、金子氏は「寄せ付けない空気が出ていた」、宮崎氏「おれは、おまえらと違うぞ感がちょっとあるんですよね」と振り返った。
MCの横山太一アナから「どんどん出てきますね」とツッコみが入ると、金子は「ヤバいね」と右手で口を押さえ、「家にいるような話はしてはいけない。きょうは気をつけたけど、ちょっと危なかった。抑えよう」と夫にアイコンタクトした。