starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「DXはヒトづくり」。挑戦と共創の風土を育むデジタルシフトウェーブ  


デジタルシフトウェーブは、企業のDX推進を支援するコンサルティング会社として、人材育成を重視しています。鈴木康弘社長は、真のDXはITの導入だけでなく、人材の育成で実現できると考えています。同社はコンサルティング事業に加え、DX情報を提供するメディア事業と業界の壁を越えた共創の場を提供する協会運営も行っています。社員育成には資格取得支援やコミュニケーション促進を通じた成長環境作りに努め、個々の社員が自主的に学び、仕事を通じて社会貢献ができる風土を目指しています。鈴木社長は社員を家族のように捉え、共に夢を追いかける仲間として育てることを目標としています。

「企業は風土がつくる」と言われるように、現在、企業風土への注目が高まっています。「企業風土の礎」では、経営者と社員、両者の視点から企業風土に関するお話を伺います。第1回目は、DXを通じて企業の変革を支援するデジタルシフトウェーブ。ITを駆使したDX推進が叫ばれている中、人材育成に主眼を置いたDX推進に強みを打ち出します。なぜ人材にフォーカスするコンサルティング事業を展開するのか。ITやデジタルではなく人の変革の必要性を訴求するのか。代表取締役社長である鈴木康弘氏に会社と社員への思いをお伺いしました。 

会社の事業内容

――この会社を起業した背景を教えてください

鈴木:社会のデジタル化が急速に進展している中で、そのデジタル技術による変革(DX)は、企業が生き残るために欠かせません。しかし、実際のところ、多くの企業はIT化が進む一方で、変革がなかなか進まないのが現実です。なので、2017年に企業のDX推進を支援するコンサルティング会社を立ち上げました。私たちは、ITの導入だけでなくて、変革の支援もしています。具体的には、単なるデジタル化のお手伝いだだけではなく、自らDXを推進できる人材育成にも取り組んでいます。会社を変えることができるのは、そこで働く社員だけです。真のDXは、従業員の育成によってのみ実現できると考えています。 

――他にはどんな事業を行っているのですか

鈴木:当社は、コンサルティング事業に加え、メディア事業、協会運営の3つの事業を軸に展開しています。メディア事業は、オウンドメディアの「DXマガジン」を運営しています。最新のDX関連情報や成功事例、先駆者のインタビューなどを通じて、これからDXを進める方に参考になる情報を載せています。今では月間160万PVを超えるまでに育ちました。協会運営は、日本オムニチャネル協会を運営しています。業界の壁を超えた共創の場を創出し、イノベーション人材の育成をすることを目的としています。今では、342社554名(2025年1月末時点)の規模まで拡大し、日々、イノベーション人材の育成を実施しています。 

――社員の育成はどうされているのですか 

鈴木:当社は人材育成を中心としたサービスを提供しています。お客様に満足していただくためには、私たちが、お客様以上に成長を続けることが不可欠です。そのため、自社の社員の育成に力を入れています。具体的には、毎週直接コミュニケーションを取りながら会社の方針を伝え、私自身のノウハウを教育しています。社員同士で教え合う場も大切にしており、みんなで成長し合う環境を作っています。 さらに、資格取得の支援も行っており、50以上の資格を取得すると手当が支給され、給与がアップする仕組みも整えています。今では社員たちは自主的に学ぶ習慣がつき、主体的に物事に取り組んでくれるようになりました。 

株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役社長・鈴木康弘氏。

目指している会社の風土

――どのような会社風土にしたいですか 

鈴木:僕は、Work as Life(ワークアズライフ)が豊かな人生をもたらすと考えています。Work as Lifeって、仕事とプライベートを分けずに両立させる働き方のことなんです。つまり、仕事を自分の趣味や興味と結びつけることで、余計な切り替えがなくなるんですね。私たちの会社では、「よく働き、よく学び、よく遊ぶ」ということを理想の働き方としています。働くことによって社会に貢献できるし、学びを通じて最高のパフォーマンスを引き出せます。そして、遊びから新しい発想が生まれるんです。これが、私たちが目指している働き方です。

毎週行っている会議・勉強会の様子。

社長と社員の関係性

――社長にとって社員ってどういう存在ですか

鈴木:僕は、社員を息子や娘だと思っています。最近、多くの経営者や管理職から相談されるのが、パワハラについて。部下とどう接したらいいか悩んでいる人が多いと感じています。そのときに、いつも「部下を自分の息子や娘だと思ったらいかがですか」と答えています。親は自分の子供を育てる責任があります。そりゃ自分の子供だったら可愛いですよね。でも、甘やかしてばかりでは駄目で、ときには厳しく叱ることもあるでしょう。それは、将来立派な大人になって欲しいから。部下も同じじゃないですか。だから、僕も部下を自分の息子や娘だと思っているんですよ。だから時には、厳しく叱りますよ(笑)。

――将来は、社員にどうなって欲しいですか 

鈴木:理想かもしれないけど「同じ夢を追いかける仲間」かな。同じ夢を追いかけているからこそ、一人ひとりが責任を持って自由に仕事ができるし、阿吽の呼吸で互いを理解して協力もできる。誰かが困っていても自然に助け合うことができると思うんです。まだ、当社の若い社員達はヨチヨチ歩きの子供かもしれないけど、将来は、頼もしい仲間になってくれるといいなと思っています。もちろん、簡単なことで無いですし、彼らの気持ち次第なので、僕ができることは、そんな彼らを育む環境や風土を作ることだと思っています。 

――その風土をつくるために、今どんなことをされていますか 

鈴木:環境はそこにいる人々がつくるもの。人間関係ってとても大事です。最近では、仕事以外の社員同士の交流を持たない企業も増えていますが、仕事以外の交流って大事だと思っています。当社では毎月懇親会を開催しており、上司と部下という垣根を超えて楽しんでいます。希望者が幹事を引き受けて、自分なりの企画で開催しています。皆で、ボーリングに行ったり、野球観戦をしたり、ディスカッション合宿もしました。時には、予想外の企画もあって、毎回大騒ぎです。この前なんて、落語を観に行きましたが、僕個人では絶対にしない体験でした。こういった非日常の体験を一緒にすることで、日々の業務でも円滑なコミュニケーションが生まれる組織風土が醸成されています。 

社員が集まって定期的にイベントも行っています。巨人ファン大歓迎!!

未来に向けて一言

――これからどんなことに取り組みたいですか 

鈴木: DXって、ただ技術を導入するだけではないんですよね。実際には、企業文化や業務プロセスを根本から変えていく必要があります。だからこそ、当社はクライアントの立場にしっかり寄り添って、一緒に課題に向き合い、解決策を考えていくんです。そうすることで、DX人材の育成をしっかりと進めていくことができると信じています。さらに、AIを活用した新たなサービスの開発にも力を入れています。これによって、クライアント企業の競争力を高めるお手伝いをしていくつもりです。AIの技術は、データ分析や業務の自動化を通じて、企業の効率性を驚くほど向上させることができるんですよ。私たちは、AIを使ってクライアントの業務プロセスを効率化し、迅速な意思決定を手助けするツールを提供していきます。 

【最後に】
変化の激しい今の時代において、私たちも柔軟に対応し続けていく必要があります。だから、常に進化し続ける覚悟を持っています。変化を恐れず、それを逆にチャンスと捉えて、どんどん革新を追求していきたいと思っています。これからも、クライアントの皆さんと共に成長し、未来を築くためのパートナーとして全力で取り組んでいきます。 

デジタルシフトウェーブの採用情報 
https://www.wantedly.com/companies/digitalshiftwave

株式会社デジタルシフトウェーブ 
https://digitalshiftwave.co.jp/

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.