キヤノンITソリューションズが、2024年7月16日に「DX動向に関するアンケート調査」の結果を公開しました。この調査は、国内事業会社の経営層やマネジメント層600名超を対象に実施され、デジタル化からビジネスイノベーションへのシフトが鮮明になったと報告しています。
調査結果によると、生産性向上を目的にデジタル化に取り組んだ企業の62%が成果を上げたと評価していますが、ビジネスイノベーションを目指した企業ではその割合が38%にとどまっています(図1)。
また、DXの目的が「業務効率化、生産性向上」から「ビジネスイノベーション」へとシフトしていることが明らかになり、ビジネスイノベーションを目指す企業は23%増加している一方、業務効率化を目指す企業は23%減少しています(図2)。
さらに、DXの成功要因として「戦略・戦術が明瞭であること」と「経営者やリーダーのリーダーシップ」が挙げられていますが、成功を阻害する要因としては「DX人材の不足」と「技術知見の不足」が際立っていました(図3)。
今回の調査から、デジタル化による生産性向上の成果が一定程度見られる一方で、今後はビジネスイノベーションを目指すDXが加速することが予想されます。キヤノンITソリューションズは、DXの伴走者として、お客様のビジネス知見や経営に関する知識を生かし、ビジネスイノベーションの実現を支援する方針です。
詳細レポート『DXによるビジネスイノベーション』はビジネス共創スペシャルサイトで公開されており、今回の調査結果をもとに、ビジネスイノベーションへの取り組みをさらに推進していく方針です。
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