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【解説】銀行×音声AIが描く地方DXの新図式


IVRyの音声AI「アイブリー」と百十四銀行が2025年7月に業務提。香川県で進む人口減や人手不足に対し、銀行の地域網と対話型音声AIを組み合わせて何を変えるのか――導入の狙いと現場で期待される効果を具体的に伝えます。

銀行の“窓口力”と音声AIが生む現場の変化

IVRyの「アイブリー」は、電話応答の分岐設定、AI自動応答・予約代行、録音・文字起こし・AI要約、SMS送信、CRM連携、LINEやチャットへの着電通知など、多彩な機能をSaaSで提供します。百十四銀行は自らの営業網を通じて香川県内中小企業へ本サービスを紹介・導入支援し、単なるツール紹介に留まらず法人コンサルティング機能の強化に結びつける方針です。

日本商工会議所の調査で中小企業の6割超が人手不足を訴え、総務省の人口動態で香川県の人口減少が続く現状を背景に、安価で使いやすいAIの導入が喫緊の課題解決策になると位置付けられています。導入によって日常的な電話応対負荷が軽減され、従業員は付加価値業務に振り向けられるため、生産性向上とサービス品質の安定化が期待できます。銀行側は顧客の経営ニーズを踏まえた提案や導入後の運用支援を担い、地域に根差したDXモデルの実現を目指します。

IVRyと百十四銀行の提携は、地方の現場で即効性のあるAI活用モデルと言えます。まずは香川県での導入が注目されます。

詳しくは「IVRy」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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