2025年8月1日、スポーツナビ株式会社が発表した高校野球地方大会の「ライブ配信視聴数トップ20」。このランキングは、6月14日から始まった第107回全国高校野球選手権記念大会の地方大会において、視聴者がどの試合を特に注目したかを示しています。昨年に引き続き、全試合を配信した「バーチャル高校野球」では、地方大会期間中の総視聴数が約2.2億回を記録し、過去最高を更新しました。
今年も多くの視聴者が注目した地方大会では、参加校の多い激戦地区を中心に決勝戦が多数ランクインしました。特に視聴数1位となったのは、大阪大会の決勝戦、大阪桐蔭と東大阪大柏原の対戦です。大阪桐蔭は名門校として知られただけに、その人気の高さを裏付ける結果となりました。

視聴数ランキングでは、決勝戦のスリリングな展開が強調されています。優勝を果たした東大阪大柏原の活躍が甲子園でも期待される一方、大阪桐蔭も準決勝での4位ランクインが証明するように、昨年からの強さが続いています。この様なダイナミックな展開が、多くのファンを引き寄せる要因となっているのです。
続いて2位にランクインしたのは、神奈川大会の決勝、東海大相模 vs. 横浜です。このカードは昨年と同じ顔合わせで、その結果同様、視聴数も非常に高いものとなりました。昨年の悔しい敗北を晴らすべく、横浜は春夏連覇を目指して挑む姿勢がみられ、今後の展開に注目が集まります。
また、13位には千葉大会の決勝がランクインしており、激しい攻防が繰り広げられました。八千代松陰が10回表で4点を勝ち越すも、逆転劇が待っていました。市船橋がその裏で5点を奪い、目を離せない展開が続いたため、視聴者の心をつかんだことでしょう。
8月5日からはいよいよ阪神甲子園球場で全国大会も開催されます。スポーツナビ内の「バーチャル高校野球」で全試合が配信されるため、高校野球ファンにとっては見逃せないビッグイベントとなります。地方大会での熱戦を経て、選手たちがどのように成長し、全国の舞台で活躍するのか今後が楽しみです。
詳しくは「スポーツナビ株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松