2025年8月、猛暑が続く中、千葉県内の消防署が主導する「氷化月間」が始まります。「氷」を利用したユニークな熱中症予防策とは一体どんなものなのか?この新たな取り組みに、あなたも参加できるかもしれません。
新たな熱中症対策「氷化月間」

熱中症の危険が増す猛暑の時期、一般社団法人ジャパンデザインが推進する「氷化月間」の取り組みが注目されています。これは千葉県内の5つの消防署と連携し、手軽に入手できる「氷」を利用して熱中症を防ごうとするプロジェクトです。たった1か月間、消防士たちが市民に向けたセミナーを行い、具体的な対策法を伝授します
特にこの取り組みでは、日常的にコンビニで手に入る「氷」を使って、効果的な冷却ポイントを紹介します。消防士が自らの経験を元に、冷やすべき箇所やその方法を具体的に示すことで、市民が実践しやすい内容となることが期待されています。
また、当プロジェクトでは消防士たち自身の熱中症対策も強化されます。約1か月間、様々な「氷」が消防署に提供され、業務の合間に利用される予定です。過酷な条件で働く彼らが、自らの健康を守るために「氷」を活用する様子が想像できます。さらに、かき氷機の提供も行い、休憩時間を利用した効果的な熱中症対策を推進します。
これらの取り組みは、ただの啓発にとどまらず、実際に役立つ手段として、消防署以外の職場などにも広がっていくことが期待されます。
「氷化月間」は、ただの活動を超え、地域全体の熱中症予防に寄与する重要な試みです。私たち一人一人が意識することで、熱中症による被害を減少させることができるでしょう。あなたもこの活動に参加し、健康を守る知識を得るチャンスです。
詳しくは「一般社団法人ジャパンデザイン」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權