「重い荷物を玄関先まで届けてくれるなんて、本当に便利!」三田ガーデンヒルズで国内最大規模となる合計6.6kmの屋内配送ルートを誇るロボットポーターサービスが本格稼働。人手不足解消とセキュリティ維持を両立する最新DXに迫ります!
国内最大級ロボポーターサービス開始
三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスが共同開発した「三田ガーデンヒルズ」(東京都港区)で、川崎重工業製サービスロボット「FORRO」を用いたポーターサービス「FORRO PORTER」が7月7日から本格稼働を開始しました。

FORROは、マンションエントランスから住戸前まで自動走行して荷物をお届けします。住戸所有者は帰宅時に手ぶらで住戸へ、外出時はアプリでロボットを呼び出して荷物を預けられます。



全館で4台が稼働し、30kgまでのキャリーバッグも搬送可能です。2025年3月の試験導入から約3カ月でリピート利用率は50%超※、配送件数の20%以上をロボットが担うなど高い定着率を示しています。※6月30日時点
警備や清掃にもロボットを導入し、人的サービスの業務負担軽減と効率化を推進。大成建設の管制プラットフォーム「RoboHUB」と連携し、エレベーターやセキュリティゲートを自動操作。複雑な住棟構成でもスムーズな自律走行を実現しています。
今後は更なる機能拡充を図り、働きがいと快適居住空間を両立させる“スマートレジデンス”モデルとして、他プロジェクトへの横展開も検討されています。
詳しくは「三井不動産」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道