あなたの会社のAI、実際にどれだけ役に立ってる?──ソフトウェア体験管理のグローバル企業Pendoが、AIエージェントのパフォーマンスを可視化する新ソリューション「Pendo Agent Analytics」を発表。AI活用が当たり前になる今、見えづらかった“AIの仕事ぶり”が明らかになります。
自律型AIの“ROI”を測れ!Pendoが示す次のSaaS時代
ユーザー体験を向上させるSaaS管理ツールを展開するPendoは、AIエージェントの利用実態や貢献度を分析・評価できる新ソリューション「Pendo Agent Analytics」を正式リリースしました。
これにより、企業は次の2点を実現できるようになります:
- 人間の社員と同じ視点で、AIエージェントの役割・貢献度を可視化
- AI型ソフトウェアの利用状況をSaaSと同じように把握・管理
たとえば、IT部門はAIがコンプライアンスを守っているかを確認し、R&D部門はAIが顧客価値を生み出しているかを検証する。つまり、AIエージェントを“透明な存在”として扱うためのインフラが整い始めているのです。
Forresterの調査では、「AIエージェント普及には透明性や高度なモニタリングが不可欠」と指摘されています。これに対応する形で、「Pendo Agent Analytics」は以下のような機能を備えます:
- ユーザーの行動履歴をAI利用前後で可視化
- 会話データを分析し、プロンプト傾向やリスクを抽出
- エージェント利用率とタスク成果の相関を明示し、ROIを数値化
- セキュリティやガバナンス対応のためのログ出力機能も完備
発表は同社イベント「PendomoniumX NYC」で行われ、7月2日には東京でも「PendomoniumX Tokyo」が開催予定。今後のAI×UX設計におけるキープレイヤーとして注目が集まります。
詳しくは「Pendo.io, Inc.」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道