最近の「推し活」に関する調査によれば、約40%の人々が一時的に推し活を中断した経験があることが明らかになりました。特に中断率が高いのは男性で、10代から20代の男性では34.1%が一時的に控えたことがあり、その理由として周囲に共有しづらい環境が挙げられています。この調査は2025年4月に株式会社ネオマーケティングによって全国の16歳以上の1,181名を対象に行われ、推し活の実態やそれに関わる金銭的・時間的負担が注目されました。

調査の結果、現在の推し対象として「実在の人物」が76.4%で最も多く、次いで「キャラクター」が37.8%という安定した構図が見られます。また、推し活にかける月平均支出は「0円〜1万円未満」が75.3%を占めており、全体として金銭的な負担は軽減傾向にあります。時間に関しては、41.0%が「1時間未満」または「1時間以上〜5時間未満」と回答し、短時間で楽しむ傾向が強まっています。

総じて、推し活は多様化が進む中で、金銭面や時間の制約から中断する事例も増加しています。企業やマーケティング担当者には、ライト層を意識した商品やサービスの提供が求められ、ファンのニーズに応じた対応が重要となるでしょう。詳しくは「株式会社ネオマーケティング」公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部