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松井証券株式会社は、全国の20~69歳の「推し活」を行っている1,000名を対象に「推し活とお金に関する実態調査」を実施しました。この調査により、推し活費用の実態や投資との意外な関係が明らかになりました。
調査結果によると、推し活費用は月5,000円未満が55.9%を占める一方、理想の金額では5,000円以上が55.5%となり、5,000円が現実と理想の分岐点となっていることが分かりました。推し活費用の捻出方法としては「節約」(36.8%)がトップで、次いで「ポイ活」(36.3%)、「収入の余剰」(34.4%)と続きます。
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注目すべき点は、8.8%の回答者が「投資」から推し活費用を捻出していると回答したことです。さらに、この投資組で53.4%が「推し活投資」、つまり推しに関連する銘柄への投資を行っていることが明らかになりました。具体的には「推しが広告に出ている企業の株を買う」「推しの所属事務所を持分法適用会社として保有している会社に投資した」などの声が聞かれました。
また、現在投資をしていない推し活者の52.3%が今後投資をしたいと回答しており、「老後の費用のため」(48.2%)や「生活防衛費用のため」(42.3%)といった将来への不安解消を期待していることが分かりました。
推し活の対象としては「マンガ/アニメ/ゲームのキャラクター」(22.7%)、「国内アイドル」(21.7%)が20%を超え、人気の高さがうかがえます。一方で、推し活にかかる費用の負担感も大きく、「グッズの購入費用」(32.3%)や「コンサートやライブのチケット購入費用」(29.4%)が上位を占めました。
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