犬が消化不良を起こしたときの主な症状
犬が消化不良を起こしたときは、以下のような症状がみられます。
- 嘔吐
- 下痢
- 便秘
- 食欲不振
- 元気消失
主に食べ過ぎやストレスなどが原因ですが、状況によっては食べたものが原因で消化不良を引き起こしていることもあります。
軽症の場合は1〜2日で治りますが、3日以上、上記のような症状が続く場合は動物病院を受診してください。
犬が『消化不良』を引き起こす食べ物5選
犬が消化不良を引き起こす食べ物には、以下のような食材が該当します。繊維が多い食べ物や硬いもの、脂っこいものは消化不良を引き起こしやすいので気をつけましょう。
1.ゴボウ
ゴボウは硬く繊維質が多く含まれている食材です。そのため、犬が食べても大きな問題はありませんが、生のまま与えたり与え過ぎてしまうと消化不良を引き起こす恐れがあります。
もしも与える際は、少量を茹でるなど加熱して、細かく刻んで消化しやすい状態に調理してから与えてください。
2.レンコン
レンコンも食物繊維が豊富なので、一見すると消化に良いのではと思われやすいです。しかし、犬にとって食物繊維が豊富な食べ物は、食べすぎると消化不良を引き起こしやすいので注意してください。
こちらも必ず加熱して細かく刻んだりすりおろしたりしてから与えるようにしましょう。与えすぎにも十分注意が必要です。
3.タケノコ
タケノコには不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。胃腸の中でも他の食材より消化しづらい食べ物なので、消化不良を引き起こすリスクの高い食べ物です。
特に下痢気味や便秘気味の犬に与えてしまうと、症状が悪化してしまう恐れがあります。この場合は与えずに体調が戻ってから、加熱して細かく刻むなどして消化しやすい状態で与えましょう。
4.ナッツ類
ナッツ類はどの種類も消化に悪いため、基本的には犬に与えることは避けるべきと考えられています。特にマカダミアナッツは中毒症状を引き起こす恐れがあるので、絶対に与えてはいけません。
また、ナッツ類は他の食材に比べて口内で噛み砕きにくい特徴を持ちます。そのため、うっかり飲み込んでしまい、喉に詰まらせてしまうリスクもあるので注意しましょう。
5.キノコ類
キノコ類も食物繊維が豊富な食べ物なので、消化不良を引き起こしやすい傾向にあります。特に子犬や老犬にとって消化しにくい食材です。与えることは控えましょう。
消化に悪い食材を食べてしまった時の対処法
消化に悪い食材を食べてしまったからといって、すぐに重大な問題を引き起こすわけではありません。健康的な犬の場合は、しっかり便と一緒に排出されることも多いですし、消化不良気味になっても、1〜2日で症状が治れば問題ないでしょう。
ただし、ぐったりしていて動かないなど危険な症状が見られる場合や、3日以上消化不良の症状(嘔吐や下痢、元気消失、食欲不振など)が続く場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談してください。
症状を放置していると、嘔吐や下痢による脱水症状や便秘による巨大結腸症などを発症する恐れがあり危険です。
まとめ
いかがでしたか。犬が消化不良を引き起こしやすい食べ物を把握しておくことで、なるべく与えるのを控えたり、与える際も細心の注意を払って与えることができます。もしも消化不良を引き起こした場合は、注意深く様子を観察し、状態に応じて動物病院を受診しましょう。
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