犬が体をくねくねする心理
犬が目の前で体をくねくねし始めると、可愛くも面白くもありますが、何だか奇妙でもありますよね。
犬が体をくねくねすることには、様々な理由があります。放っておいてあげた方がよい場合もありますし、動物病院で診察を受けた方がよい場合もあります。
もしも愛犬が体をくねくねすることがあれば、なぜそのような行動をするのか、原因を判別して正しく対応しましょう。
1.満足していて嬉しくて気分が良い
犬が体をくねくねするのは、満足していて嬉しくて気分が良いからです。
筆者の愛犬は、リビングの真ん中に仰向けになって体をくねくねすることがよくあります。例えば、お散歩から帰ってきたときや飼い主に構ってもらっているときなどです。
急所であるお腹を見せているのは、環境にも飼い主にも安心しきっているからでしょう。
2.解放感
解放感から、犬が体をくねくねすることがあります。
毎日長いお留守番をしていて、1日のほとんどをお家の中で過ごしている犬もいるでしょう。
このような場合に外に出すと、解放感から芝生だろうと土だろうとお構いなしに寝転がって体をくねくねすることがあります。
また、お散歩中に立ち寄った公園の芝生やドッグランでも、犬たちが寝転がって体をくねくねする様子が見られることがありますよ。
3.飼い主や家族が喜んでくれるから
犬が体をくねくねするのは、飼い主や家族が喜んでくれるからです。
大人でも、犬が目の前で体をくねくねしていたら「かわいい~♡」と笑顔になりますよね。飼い主なら写真や動画を撮りたくなってしまうでしょう。
幼い子供であれば、犬がくねくねと奇妙な動きをする姿を見て、大はしゃぎで喜んでくれるのではないでしょうか。
このように、犬が体をくねくねさせる動きは周りのみんなを笑顔にしてくれる動きでもあります。「笑顔になってくれる」「喜んでくれる」ということを分かって、わざわざ体をくねくねして見せる犬もいると思います。
4.背中の痒みを取り除きたい
犬が体をくねくねするのは、背中の痒みを取り除きたいからです。
頻繁に仰向けになって体をくねくねすることがあれば、背中周りの皮膚の状態をよく見てあげてください。
唸り声のような低い声を出しながら仰向けになって体をくねくねすることもありますが、ちょうど痒みのある部分と床が擦れて、気持ちが良いのでしょう。
また乾燥による一時的な痒みや、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しが原因で痒みが起きている場合もあります。
もしも赤みや湿疹や内出血などの症状がある場合には、動物病院で診察を受けましょう。
まとめ
犬が体をくねくねする心理を4つ解説しました。
- 満足していて嬉しくて気分が良い
- 解放感
- 飼い主や家族が喜んでくれるから
- 背中の痒みを取り除きたい
犬が仰向けになって体をくねくねする動きは、背骨への負担が大きいです。とくに、胴長の短足である犬種は、椎間板ヘルニアを発症する原因にもなることがありますので注意しましょう。
また、仰向けになって体をくねくねするときには気道や器官にも大きな負担がかかります。心臓や呼吸器に疾患のある犬は、くねくねしている最中に、負担によって咳が出ることがあります。
咳が出たり、呼吸が荒くなったりしたときは、体を支えてあげながら起き上がらせましょう。
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