犬に靴を履かせるメリット
犬に靴なんて必要ないように思われますが、犬に靴を履かせることには、以下のようなメリットがあります。
足元の保護
外の過酷な環境(熱いアスファルト、雪、破片の飛び散った道路など)から犬の足を守ります。
犬の足の裏はクッション性があり、外を歩けば硬くなるなどしてきますが、それでも物理的な刺激から身を守るには限界があるものです。
靴を履くことでそれらから足を守ることができ、怪我の防止にも役立ちます。
清潔さの維持
外で遊んだり散歩をしたりすると、足の裏に泥や砂が付着します。靴を履かせることで、汚れが家の中に持ち込まれるのを防ぎ、室内を清潔に保つことが可能です。
犬の靴を選ぶ際のポイント
犬に靴を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
サイズの確認
靴が大きすぎると歩きづらく、小さすぎると足を圧迫します。人と同じように、犬の負担にならないよう、足にぴったり合うサイズを選びましょう。
通気性とクッション性
通気性が良く、クッション性のある靴を選ぶことで、長時間の使用でも快適に過ごせます。
ゴム製のものもありますが、これも履かせやすく、特に雨や雪の日には長靴のような機能を果たしてくれるので、おすすめです。
滑り止め付き
滑り止めがついている靴を選ぶことで、歩行時の安定感が増し、安全に散歩を楽しむことができます。
犬に靴を履かせるためのトレーニング方法
犬に靴を履かせるためには、少しずつ慣れさせることが大切です。いきなり装着するのは犬にとって不快な刺激となり、続けると今後靴を見せるだけでも逃げるようになってしまいます。
そうならないためにも、以下のステップで少しずつトレーニングを進めましょう。
1.靴を見せる・においを嗅がせる
最初は靴を見せて、犬ににおい嗅がせます。靴を初めて見せたら「これはなに?」と自分で近づき、においを嗅ぎにくるので、その様子を褒めておやつをあげましょう。
このステップでは靴を無理に履かせず、靴は怖くないものだと認識してもらう時間です。
2.靴を犬の足に合わせる
次に、靴を犬の足に合わせて軽く履かせます。この段階では靴を完全に固定するのではなく、足に軽く合わせる程度でOKです。
履くこと自体にまだ抵抗を感じるようであれば、靴を足に触れるだけでも大丈夫です。その子の様子に合わせて、少しずつ進めましょう。
アクションを起こしたあと、嫌がらなかったらおやつを提供してくださいね。
3.履かせる時間を少しずつ延ばす
犬が靴に慣れてきたら、少しずつ履かせる時間を延ばしていきます。最初は室内で短時間、次に屋外でも試してみましょう。
まとめ
犬に靴を履かせることには、足元の保護や快適さ、清潔さの維持など、多くのメリットがあります。
そして、犬に靴を履かせるためには、無理のないトレーニングを行い、犬が慣れるようにサポートすることが大切です。
適切な靴を選び、トレーニングを続けることで、愛犬の足元を守り、より楽しいお出かけができるようになりますよ。
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