シニア犬だけが見せてくれる可愛い仕草
1.起き上がれなくてバタバタする
ぐっすり眠っていたシニア犬が目を覚ますと、なかなか起き上がることができずに手足をバタバタとさせることがあります。
まだ意識もボーッとしているでしょうし、筋肉や体も動き出していないので、上手く力が入らないのかもしれません。
結局は起き上がることができず、そのまま二度寝に突入してしまう姿も見かけます。
長く眠っていると脱水症状を起き上がらせてあげて、しっかり水分補給をしてもらいましょう。
また、起き上がったのはトイレに行きたい場合もあります。我慢のしすぎが膀胱炎の原因になったり、お漏らしの原因になったりすることもあるので、起き上がらせてあげて、トイレまで誘導しましょう。
無理に起き上がろうとして、転倒して怪我をする恐れもありますので注意しましょう。なかなか起き上がれないのは、ベッドに原因がある可能性もありますので、見直しをおすすめします。
2.うっかり飼い主を威嚇してしまう
シニア犬になると、うっかり飼い主を威嚇してしまうことがあります。これまでなかったことに「可愛い♡」と感じられるのではないでしょうか。
シニア犬になると、聴覚が衰えます。飼い主の足音と他人の足音を上手く聞き分けられず、ちょっぴり警戒して「ヴッ…」と唸り声を上げることがあります。
すぐそばまで近づかなければ気配に気づくことができないときもあり、驚いで「ワンワンワンッ!!」と激しく吠えてしまうことがあります。
「あ、しまった…ママに吠えちゃった」と申し訳なさそうな表情も浮かべるのも可愛いらしいですよ。
3.飼い主の帰宅に気づかず爆睡している
帰宅したとき、飼い主の帰宅に気づかず爆睡しているシニア犬を見ると、可愛くてつい写真を撮りたくなってしまいます。
自分のベッドではなく、飼い主が脱ぎ捨てたパジャマの上で眠っていたりすると、ますます可愛いです。
シニア犬の睡眠時間の平均は18時間くらいであるとされています。体力が低下するため、お散歩や遊びの後、回復するまでにたくさんの睡眠を必要とするからです。
構いすぎはストレスにもなりますし、「帰ったよ~」と無理に起こすことはせず、自分から起きてくるのを待ってあげるようにしましょう。
4.カキカキしたいけど後ろ足が上手く届かない
犬は後ろ足を使って、背中や首元や頭などの痒い部分をカキカキします。
しかし、シニア犬になると後ろ足が上手く届かず、カキカキしたくてもできないときがあります。
我が家ではエアーカキカキと呼んでいるのですが、シニア犬ならではの仕草で可愛いんです。
シニア犬になると、後ろ足の筋肉に著しい衰えを感じられることがあります。上手くカキカキすることができなくなるのも、筋肉の衰えに原因があるのかもしれません。
シニア犬が筋量や筋力を維持するための方法は、毎日のお散歩が最も有効的です。長く元気に健康に楽しく歩き続けるため、毎日のお散歩を習慣にしましょう。
まとめ
シニア犬だけが見せてくれる可愛い仕草を4つ解説しました。
- 起き上がれなくてバタバタする
- うっかり飼い主を威嚇してしまう
- 飼い主の帰宅に気づかず爆睡している
- カキカキしたいけど後ろ足が上手く届かない
シニア犬になると、これまで当たり前にできていたことが上手くできなくなることがあります。昨日までできていたことが急にできなくなることもあります。
何だかぎこちないような、危なっかしいような、その仕草がシニア犬ならではの可愛さです。怪我をしてしまうことがないよう、室内の環境を整えたり、介助したりしてあげてくださいね。
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