愛犬にストレスを与える飼い主の行動
1.平日と休日で差があり過ぎること
愛犬にストレスを与える飼い主の行動は、平日と休日で差があり過ぎることです。
平日の朝は家事や身支度でバタバタしちゃうからお散歩はなし、休日の朝は時間に余裕があるから長めのお散歩に行く。
平日はお留守番している時間が長く1日のほとんどをひとりで過ごすけど、休日は1日中ずっと構ってあげる。
このように、何かと忙しい平日は愛犬と過ごす時間が少なく寂しい思いをさせているからと、休日は愛犬を優先に…と思って行動していませんか?
犬は「いつもと同じであること」に安心し、「いつもと違うこと」に不安を感じます。ですから、お仕事のある平日とお休みの日とで差があり過ぎることがストレスになりやすいのです。
平日も休日も適度に、愛犬との距離感を大切にしつつ、スキンシップやコミュニケーションができたらよいと思います。
また、連休中の構い過ぎにも注意が必要です。長いお休みが明けて飼い主がお仕事に行くとき、急に寂しさを感じ、お留守番中の不安やストレスに繋がることがあります。
2.叱らずに言い聞かせること
愛犬にストレスを与える飼い主の行動は、叱らずに言い聞かせることです。
叱るほどのことではないし、叱るのは可哀想だからと、「ダメだよね。分かってる?この間も注意されたよね。何でまたやっちゃったの?」なんて言い聞かせていませんか?
犬は何を言われているのか分かりません。断片的に知っている言葉はあるかもしれませんが、飼い主が言っていること、伝えたいことを理解することまではできません。
だからまた同じイタズラや危険な行為を繰り返してしまうのです。
愛犬のよくない行動を見たときは、「ダメ」「いけない」と、短い言葉を使って一度だけ叱ります。声のトーンや表情も大事です。
そして、愛犬に正しい行動をしてほしいのであれば、“ちょうだい”と言ったらおもちゃを放すことができたなど、小さなことでも正しい行動をしたときに褒めることが大切です。
間違った行動を叱って正すよりも、正しい行動を褒めて教えてあげることが多い方が、しつけもスムーズですし、成功の近道になります。
3.不機嫌な態度を見せること
不機嫌な態度を見せることは、愛犬にストレスを与える飼い主の行動です。
飼い主のイライラした感情やそれに伴うストレスは、愛犬にダイレクトに伝わります。飼い主が感じている以上のストレスを受けます。
不安な気持ちを落ち着かせたくてケージから出てこなくなる犬もいますし、他の部屋や家具の下に隠れてしまう犬もいます。
オドオドした様子で部屋をウロウロと歩き回ったり、お漏らしをしてしまったりする犬もいます。
飼い主のイライラが愛犬にストレスを与えると、物を噛んで破壊したり、激しく吠え続けたりすることもありますし、自分の手足の先やしっぽの先を噛む自傷行為をすることもあります。
外で受けたイライラやストレスは、玄関の外で振り落としてからお家の中に入るようにしましょう。少し帰宅が遅くなっても、お友達とカラオケに行くなどのストレス発散をしておくとよいと思います。
そして、玄関のドアを開けたとき、お出迎えをしてくれる愛犬の笑顔に癒されて、嫌な出来事は自然と緩和されるのではないでしょうか。
まとめ
愛犬にストレスを与える飼い主の行動を3つ解説しました。
- 平日と休日で差があり過ぎること
- 叱らずに言い聞かせること
- 不機嫌な態度を見せること
良かれと思ってした行動が愛犬にストレスを与えているなんて考えたくないですよね。愛犬がストレスサインを出すこともありますので、見逃さないようにしましょう。
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