キャラ弁・デコ弁といえば、動物やキャラクターなど“かわいい”モチーフが主流ですが、調味料のボトルをまるごと再現してしまった人がいます。
話題の主は、Xユーザーの「Seven7678」さん。お弁当箱の中に詰められていたのは、なんと「味ぽん」のボトル型海苔巻きでした。
Seven7678さんが「ミツカン味ぽん3種の神器完成」というコメントとともに投稿したのは、手作りの「味ぽん」をテーマにしたデコレーション弁当の画像。それぞれのお弁当には「味ぽん」「ゆずぽん」「味ぽんマイルド」のボトルが1本ずつ収まり、その周りにおかずが並べられています。
お米をボトル型に整え、膨らんだ部分には海苔を巻いて味ぽんの色味を再現。キャップには丸めたスライスチーズを使っているとのこと。
またラベルの部分は同じくスライスチーズを使いつつ、専用のオブラートとペンを使用してメーカー名やキャッチフレーズなども忠実に書き上げています。
かなり細かな作業が必要そうなこのお弁当。特に苦労した点についてうかがってみると、「老眼で小さい文字が見えにくかった」とお茶目な答えが返ってきました。
ちょっと離れてみれば本当にボトルが入っているようにしか見えないこのクオリティの高さは、味ぽんのブランド公式Xも反応するほど。
Seven7678さんの許可を得てX上にお弁当写真を投稿し「ちょっと待ってお弁当が味ぽんだ(自分でも何言ってるかわからない)」「Xには才能が転がっている……!」と大絶賛していました。
平日は日々、家族の弁当を作り続けているというSeven7678さん。今回のようなデコ弁・キャラ弁を始めたのは、当時幼稚園生だった娘さんに「ママ、可愛いお弁当がいい」とお願いされたのがきっかけだったそうです。
コロナ禍に娘さんにせがまれてSNSへの投稿を始めたところ、そこからすっかりハマってしまったのだとか。今ではキャラ弁コンテストにも積極的に参加するほど夢中になっているそうです。
最後に今回、お弁当のテーマに味ぽんを選んだ理由についてうかがってみたところ、背景には「連続買い忘れ事件」があったと明かしてくれました。
どうやらお弁当を作る前に3日連続で味ぽんを買うことを忘れており、4日目こそは忘れないようにと、自分を戒める意味も込めて味ぽん弁当を作ったのだとか。
確かにこれほどまでにインパクトのあるお弁当なら、間違いなく買い忘れることはなさそうですね。
「いつもなにか買い忘れるんだよなあ」という方は、デコ弁を備忘録代わりにしてみては?
<記事化協力>
「Seven7678」さん(@Seven76782)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025071202.html