6月11日24時29分より放送された「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第10話に、隠しメッセージが仕込まれていたことが判明しました。放送直後からSNS上ではトレンド入りするなど、大きな話題を呼んでいます。
※本稿には、一部ネタバレを含む可能性があります。閲覧にはご注意ください。
この隠しメッセージを読み解くには、作中に登場した英数字の文字列を、「UTF-16」と呼ばれる符号化方式で変換する必要があります。
一見意味のなさそうな2種類の文字列、「7C736D25 73845E2B 30CF30C1」と「661F8857 30593044 305B3044」を変換すると、思わぬ答えが現れるのです……。
「7C736D25 73845E2B 30CF30C1」は「米津玄師ハチ」、「661F8857 30593044 305B3044」は「星街すいせい」に変換されるよう仕組まれていました(※「ハチ」は米津玄師さんのボカロP時代の名義です)。
この2人と言えば、現在「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」でOPおよびED主題歌を担当しているアーティスト。とはいえ、ストーリー上で直接的に関わってくるわけではなく、どうやらこれは制作スタッフによる遊び心のようです。突如現れた謎の文字列に驚いた視聴者も多かったことでしょう。
それにしても、この文字列をUTF-16で変換する、という法則に即座に気付くガンダムファンもさすがの一言。
SNSでは「オタクは2進数と16進数が好きだから仕方ない」、「0~Fの並びを見ると、つい16進変換したくなる」といったコメントが寄せられるなど、この程度の解析は朝飯前といったところのようです。
なお、 第10話のストーリー内にて、とある装置の起動に用いられたのは、「7C736D25 73845E2B 30CF30C1」の文字列のほうでした。
もう片方の文字列「661F8857 30593044 305B3044」が、今後用いられることがあったら、それはそれは大変な事態となりそうですが……最終回までの残り2話からも、目が離せそうにありません。
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061104.html